NOTHING NEWの新作ホラー『NN4444』復活上映決定
ホラーとアニメーションを中心に製作を行う映画レーベル「NOTHING NEW」による、初の製作作品『NN4444』が、2023年12月12日(金)から、下北沢の「シモキタ - エキマエ - シネマ K2」で1週間限定の復活上映を行うことが決まりました。これに合わせて、上映を記念したリバイバルビジュアルも公開され、注目が集まっています。
この映画レーベルは2022年に設立され、ホラー作品を中心に精力的に活動しており、最近では『〇〇式』や『視てはいけない絵画展』など、さまざまな新しい形のホラーを提案しています。そして、最新作としてオリジナル劇場長編アニメーション『我々は宇宙人』も発表され、こちらはティザー映像が大きな反響を呼びました。
『NN4444』の魅力
『NN4444』は、4人の新鋭監督が手がける不条理ホラーの短編映画集です。アメリカ、フランス、オランダをはじめとする10以上の国際映画祭で選出され、評価を受けています。特に、サンフランシスコ国際映画祭やロッテルダム国際映画祭での選出は、作品の質の高さを証明しています。
各短編の概要は以下の通りです。
1. 『犬』
抑圧的な恋人と婚約した主人公・楓が、夜道で突如女に「犬」と吠えられ、その体験を忘れられなくなってしまう物語です。監督は中川奈月で、未体験の感覚を描くことで、観る者に強烈な印象を残します。
2. 『Rat Tat Tat』
一組の夫婦が参加したパーティの混乱の中で、得体の知れない狂気に取り込まれていく様子を描いています。監督の佐久間啓輔は、観客を引き込む緊張感のある演出で話題です。
3. 『VOID』
高校生の麻木が、友人の不慮の事故に遭い、その周辺で次々に奇妙な現象が起こるというストーリーです。岩崎裕介監督は、青春の残酷さと恐怖を交差させた作品を丁寧に描き出しています。
4. 『洗浄』
湖のほとりでの飲み会で、突然起こる水の呪いから逃れられない若者たちの姿が描かれます。宮原拓也監督は、恐怖と心理的な圧迫感を巧みに演出しています。
これらの作品はそれぞれに異なるテーマを持ちながらも、共通して人間の深層に潜む恐怖心を呼び起こします。特に、観客に劇場で体験してほしいという制作チームのこだわりから、現時点では配信を行う予定はありません。この機会を逃すことがないように、ぜひ劇場での鑑賞をお勧めします。
上映詳細
- - 上映劇場:シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」
- - 上映期間: 2023年12月12日(金)から1週間限定上映
- - 鑑賞料金: 1800円(一般料金、学割など各種割引あり)
- - 最寄り駅: 小田急線下北沢駅 南西改札口から徒歩0分
公式サイトでは、最新情報が随時更新されるので、ぜひチェックしてください。
NOTHING NEW 公式サイト
劇場HP
ホラー映画ファンや、刺激的な作品を求める方にとって見逃せないイベント。『NN4444』を体験するチャンスを是非お見逃しなく!