新たに始まる幕末女子高生の物語
株式会社竹書房から、2025年7月31日(木)に新作コミック『幕末女子高生 花と狼』が発売されます。著者はいくたはな氏。彼女は、歴史をテーマにした女子高生たちの物語を描くことで知られ、ファンに多くの支持を受けています。
あらすじとキャラクター
本作の主人公は、かつて幕末の剣士として知られる沖田総司の生まれ変わり、女子高生の沖田宗(おきたそう)。彼女は自身の前世の記憶を持ちながら、現代の女子高に入学します。そこで待っていたのは、同じく前世の記憶を持つ仲間たち、土方歳三や近藤勇といった新選組の面々です。
女子寮での生活が始まると、沖田は荒れ果てた過去を思い出しつつ、新たな友情や恋の感情に戸惑いながら日々を過ごします。しかし、そんな日常の中、宿敵でもある薩摩藩士や長州藩士の記憶を持つ者たちとも出会い、彼女たちの過去が絡み合い、物語は一層深みを増していきます。
本作の魅力
『幕末女子高生 花と狼』の大きな魅力は、幕末の激動の時代に生きた剣士たちが現代の平和な女子高生生活をどう捉えていくのか、その姿を通して描かれる新たな人間関係や感情です。彼女たちは、ただ過去の記憶に囚われるのではなく、友情や恋愛に悩みながら、現代の女の子として成長していく姿が描かれています。
ストーリーの中では、勉強会を開いたり、お風呂で楽しいひとときを過ごしたり、時には恋の悩みを抱えたりする様子が綴られ、読者にほのぼのとした日常を感じさせます。しかし、その裏には前世での苦悩や後悔が潜んでいます。このような過去を背負いながらも、彼女たちがしっかり前に進む姿には、多くの共感を呼ぶことでしょう。
作品のリリースと特典
コミック本体は128ページのA5サイズで、定価は1210円(税込)です。発売日には特典も用意されており、複数の書店での購入者には描き下ろしのイラストやリーフレットなどがプレゼントされます。また、特定の書店では関連フェアも開催され、さらなる楽しみを提供します。特典内容はなくなり次第終了ですので、興味がある方はお早めに確認することをお勧めします。
いくたはなについて
いくたはな氏は現在、X(旧Twitter)で35万人以上のフォロワーを持つ人気作家で、コミックエッセイや百合、BLなど様々なジャンルでも作品を展開しています。歴史と女子高生を組み合わせたシリーズでの活躍が目立ち、多くのファンから支持されていることも、彼女の作品に対する期待を高めています。公式サイトやSNSでも注目の発信をしているので、ぜひチェックしてみてください。
新たな歴史と現代を交差させ、女子高生たちの成長を描く『幕末女子高生 花と狼』は、今後の展開にも注目される一冊になることでしょう。あなたもこの機会に、沖田宗たちの物語をぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。