子どもたちに笑顔を届けるブックサンタ2025が始動!
今年も「ブックサンタ」の季節がやってきました。このチャリティー活動は、病気や経済的な理由、災害で困難な状況にある子どもたちに、新品の本を贈ることを目的としています。2025年の活動は、9月23日(火・祝)から全国でスタートし、12月25日(木)まで続きます。オンライン書店での寄付受付は12月26日(金)まで行われる予定です。
ブックサンタとは?
「ブックサンタ」は2017年に始まり、年々寄付冊数が増加し、昨年には130,843冊の本が寄付されました。今回の活動には、全国1,851店舗の書店が参加し、過去最多の150法人が協力しています。この活動を通じて、誰でも簡単に参加できるように、書店に行くと自分が選んだ本をそのまま寄付できます。
参加方法はとてもシンプルです。
1. 参加書店で、寄付したい本を選ぶ。
2. レジで「ブックサンタに参加します」と伝え、購入した本を寄付。
書店に行くのが難しい方のためには、指定されたオンライン書店も用意されています。さらに今年は新たに「サポートブック」も発表され、初めて参加する方にも分かりやすい情報が掲載されています。
活動資金の課題に対応
寄付冊数は増えていますが、実は活動を続けるための資金が足りないという課題もあります。このため、ブックサンタは大規模な設備投資を行い、本を仕分ける作業を効率化しました。これにより今後の活動がより安定的に実施できる環境を整えています。しかし、資金不足は依然として深刻で、継続的な支援の必要性も訴えています。
公式サイトからは年中、活動資金の寄付を受け付けており、10月中旬にはクラウドファンディングも行われます。
新しい取り組み:オリジナルしおりの販売
今年の目玉は、ブックサンタを支える「オリジナルしおり」の販売です。このしおりには、サービスを受けた子どもたちの感想がデザインに採用されています。しおりの売上の一部は本を届けるための活動資金として使われ、残りは書店を支援するために充てられます。
特に、読書が難しいと感じる方でもこのしおりを購入することで、活動を応援できるため、手軽に参加することが可能です。
オンライン書店の強化
近年、寄付冊数が増える一方で「需要と供給のバランス」が崩れているという課題にも取り組んでいます。特に子どもたちからの特定のテーマに関する書籍のリクエストが多い中、実際に書店で集まる本は偏りが見られます。このため、オンライン書店を強化し、約1,000作品を掲載し、書店に出向くのが難しい人にも便利なサービスを提供しています。
企業や団体からの支援も
ブックサンタは個人の寄付だけでなく、企業や団体からの支援も歓迎しています。協賛金や物品の寄付、社員寄付のマッチングなど、様々な形での協力を呼びかけています。このように多くの人々の温かい想いに支えられているブックサンタ。子どもたちに本の楽しい世界を届けるため、ぜひこの活動に参加してみてはいかがでしょうか。
詳細
開催期間:
- - 書店での寄付:2025年9月23日(火)〜12月25日(木)
- - オンライン書店での寄付:〜12月26日(金)
公式サイト
今年もブックサンタが子どもたちに多くの笑顔を届けられるよう、皆さんのご参加をお待ちしています。