シンセカイテクノロジーズがインフルエンサー事業に新たな風を吹き込む

シンセカイテクノロジーズが新たなインフルエンサー事業を発表

株式会社SHINSEKAI Technologies（シンセカイテクノロジーズ）は、インフルエンサーを起点とした新たなビジネスモデルに着手すると発表しました。東京・渋谷に本社を構える同社は、これを“界隈メディア”として、インフルエンサー、ファン、企業の三者が協力し合うプラットフォームを構築することを目指しています。業界の常識を覆すこの試みに、多くの注目が集まっています。

クリエイターエコノミーの変革

シンセカイテクノロジーズが展開する新しいインフルエンサー事業は、従来のフォロワー数や再生数に基づくモデルから脱却します。ユーザーが無料で参加できるコミュニティを形成し、そこから自然発生するUGC（ユーザー生成コンテンツ）を促進することで、熱量の高いファン同士のつながりを深めていくのです。これにより、購買行動をシームレスに連結し、インフルエンサー事業の新形態の実現を目指します。

この新モデルでは、特にSNSのプラットフォームやTikTok Shopなどのソーシャルコマースが今後のキーとなります。視聴から購買までの流れがワンタップで完結する環境が整い、ファンとクリエイターが密接に結びつくことで、新たなビジネスチャンスが生まれています。

事業支援の概要

シンセカイテクノロジーズは、インフルエンサーの自主的なコミュニティ運営と、ブランドとの連携による販促活動を3つの軸で支援します。

1. コミュニティ構築支援: MURA上でファンコミュニティを設計し、運営支援を行います。
2. ソーシャルコマース連動: SNSやECカートを利用してライブ配信や共同購入をサポートします。
3. ブランド共創支援: コミュニティを起点にブランドとの協業を推進し、商品レビューや共同開発を実現します。

これにより、クリエイターは広告主ではなく、真のパートナーとしてブランドと共に成長することが可能になります。

実績と今後の展望

すでに韓国コスメとのコラボレーションにおいて、ROAS（広告投資利益率）が260%を超える成功を収めています。また、セールキャンペーンでは、コミュニティ経由での購入が全体の20%を占めるなど、その効果は着実に表れています。視聴から購買へスムーズに移行する流れが、一層の成長を後押ししているのです。

今後は美容や子育て、趣味など、さまざまな分野で熱意のあるクリエイターとのコミュニティを新たに立ち上げる予定で、より多くの人々にSHINSEKAIが提供する体験を広げていく計画です。