高嶺のなでしこ東名阪ツアーを盛り上げた熱きパフォーマンス

クリエイターユニットであるHoneyWorksがサウンドプロデュースを手掛ける10人組アイドルグループ、高嶺のなでしこが、5月に行った『高嶺のなでしこ東名阪ツアー 2025 – Spring Ride –』を無事に終え、次の3周年イベントに向けてさらに勢いを増しています。

このツアーは、愛知・岡谷鋼機名古屋公会堂大ホールでのライブを皮切りに5月6日からスタート。ツアーの集大成となる東京公演は、5月14日にLINE CUBE SHIBUYAで行われ、ファンやメディアに記憶に残るパフォーマンスを提供しました。東京都内に桜のシーズンを彷彿とさせる花の装飾が施されたステージ上で、メンバーたちは圧巻のオープニングから始まりました。

メンバーは、「僕は君になれない」のMVで着用していたセーラー服風の衣装で登場し、約1,700人のファンが訪れた平日にもかかわらず、会場は熱気に包まれていました。続く「恋を知った世界」では、会場全体がコールに包まれ、観客の熱意は一気に高まりました。メンバーたちが「病名恋ワズライ」で大胆なダンスを披露すると、ファンも負けじと「センパイ。」でのソロパートでメンバーを一斉に応援。彼女たちのセクシーなダンスとファンの熱い声援が一体となる瞬間は、まさに圧巻でした。

ライブの進行に伴い、「月曜日の憂鬱」ではメンバーがどんどんテンションを上げて、次々とパワフルな楽曲を披露。1曲目の「美しく生きろ」から始まり、「革命の女王」「アドレナリンゲーム」と続く逸脱した盛り上がりは、会場のボルテージを最高潮に引き上げました。ファンとの一体感が生まれ、メンバーの声も忘れがたい響きで会場全体を揺らします。

メンバーが一旦ステージをはける瞬間、ファンへのメッセージコーナーが設けられ、それぞれメンバーがこの3年間の思いを語りました。橋本が考えたこのコンセプトは、籾山が称賛したように、ファンとの絆をさらに深める重要なメッセージでした。

その後、再び新衣装に身を包んだメンバーたちが披露した新曲「アイドル衣装」、また正統派アイドルソングの「乙女どもよ。」や「女の子は強い」など、幅広いジャンルの楽曲が演奏され、ファンの反応も熱くなっていきました。

本編の最後は、これまでの定番曲「ファンサ」でクライマックスに達し、客席とステージとの一体感を十分に味わうことができました。アンコールではアクティブなTシャツ姿のメンバーたちが「初恋のひと。」を披露し、観客は再び熱狂し、夜の終焉を忘れない印象的なライブとなりました。

高嶺のなでしこのメンバーは、このツアーを通じてファンへの感謝の気持ちを再確認。ファンとの距離をより近く感じた彼女たちは、8月7日には3周年に向けたファンミーティングを発表。また、ファッション雑誌「LARME」とタイアップした企画が進行中でもあります。

キラキラしたパフォーマンスと繊細な感情を込めたMCで織り成されたこのライブは、観客にとって不忘の思い出となりました。この後の広州・上海でのワンマンライブや、9月には幕張メッセでの3周年ライブが控えており、これからの活動にも目が離せません。

以上のように、高嶺のなでしこはシンプルなステージ構成の中、時に美しく、時にキュートな力強いパフォーマンスを続け、今後の成長にも期待が膨らむイベントとなりました。