ほめることで人間関係が変わる!
教育学の権威である齋藤孝氏が、1月23日に新作「ほめるは人のためならず」を刊行しました。この本では、「ほめる」ことが私たちの人間関係や心にどのような影響を及ぼすのかを探求しています。まず、齋藤氏は「情けは人のためならず」ということわざに触れ、この言葉を「ほめは人のためならず」と置き換えることができると提案します。ほめる行為は、自己に返ってくる力を持つとし、その重要性を説きます。
彼自身の経験から、ほめることを習慣化することで人間関係が改善された実感を語ります。長年、明治大学で教壇に立ってきた彼は、教師として「生徒をほめて伸ばす」ことが求められると気づきました。その結果、他の職場でも同様にほめることを実践し、次第にストレスが軽減されていったとのことです。
ほめることのパワー
さらに、齋藤氏は「ほめるは人のためならず」という言葉を多面的に解釈し、ほめることが自己成長にもつながる要素があると強調します。コンプレックスや劣等感を抱える中で、他者をほめることによってこれらのネガティブな感情を消していく手助けができるのです。つまり、ほめることは自己に対する「毒消し」としての役割も果たします。そして、ほめることで自分と他者が共に気持ちよくなり、ポジティブな人間関係が育まれるのです。
ほめ上手になるためのポイント
齋藤氏は、ほめるための具体的なポイントも伝授しています。
1.
ほめる意思を固める - 子どもにほめられたいという願望を超え、大人として他者をほめたいという意思を持つことが重要です。
2.
毒消しの効果 - 悪い感情が芽生えたら、すぐに「いいね!」とほめて肯定することが習慣化されるべきです。
3.
体をほぐす - 不機嫌な体を上機嫌に変えることが、ほめる気持ちを引き出します。
4.
技としてのほめる - ほめることは練習が必要な技術です。
5.
コミュニケーションの基盤 - ほめを通じて良好な人間関係を維持しましょう。
6.
お互いにほめ合う - 互いにほめあうことでより良い関係が構築されます。
7.
挨拶にほめ言葉を - 日常の挨拶に一言加えることで、心地よい雰囲気を作り出すことができます。
8.
下手なものをこそほめる - 他者の良いところを見つけてあげる視点を養いましょう。
9.
感謝の気持ちを伝える - 日常的に感謝の念を口にすることが大切です。
これらのポイントを意識して日常生活で実践することで、あなたもほめ上手になり、人間関係の質を劇的に向上させることができるでしょう。齋藤氏の新刊「ほめるは人のためならず」は、あなたの心を豊かにしてくれる一冊です。ぜひ手に取ってみてください。