海のお仕事発表会
2025-11-17 16:39:22

未来の海を支える!小学生たちの海の仕事プレゼン発表会が話題に

深刻な海洋事業の担い手不足に光を



2025年11月9日、一般社団法人海と日本プロジェクトin東京は、全国の小学生を対象とした「海の働く!バナナキッズ 発表会」を実施しました。このイベントは、深刻な海事産業の担い手不足を背景に、子どもたちの海への興味や職業意識を育むことを目的としています。

イベントでは、全国から書類選考を通過した30名の小学生が、自身が調査した海に関連する仕事の社会的意義や魅力について、情熱を持ってプレゼンテーションを行いました。これにより、海に関するさまざまな職業の理解が深まるとともに、次世代に美しい海をつなぐための意識が高まることを目指しています。

発表会の詳細


この発表会は、東京にある株式会社テレビ東京内で開催され、午前11時から午後4時30分までの長時間にわたりました。全国から集まった70名以上の小学生が参加し、プレゼンテーションには衣装や小道具を取り入れるなど、工夫した発表が行われました。子どもたちの中には、ハープの生演奏を取り入れたり、自らが収集した標本や模型を使用して、プレゼンに説得力を持たせる姿が見受けられました。

発表された内容は、「大型船の船長」や「水族館の飼育員」、さらには「かつお節職人」といった職業にまで多岐にわたり、海の生き物や環境に対する愛情が感じられるものでした。特に、博物館に展示される「海の巨大生物の模型士」といった特殊な技術を要する職種についても触れられ、参加者たちの多様な視点に会場は盛り上がりました。

熱気溢れる交流と質問


プレゼンテーション後、子どもたち同士での質疑応答が活発に行われ、専門的な質問が飛び交う場面も。参加者たちはお互いの研究に対する姿勢を尊重し、学び合う貴重な機会となりました。休憩時間には、持参した個性豊かな道具を介して交流が深まり、思いや苦労を共有する姿が印象的でした。

参加者の声


発表を終えた子どもたちからは、「発表を通じて色々な夢を持った友達に出会えた」との感想がありました。また、保護者からも「子どもたちの発表を通じて多くの刺激を受け、素晴らしい経験ができた」との声が寄せられました。海と日本プロジェクトの理念に則って行われた今回のイベントは、子どもたちにとっても親にとっても特別な思い出となりました。

海と日本プロジェクトの意義


この発表会は、一般社団法人海と日本プロジェクトin東京が主催し、海の素晴らしさを次世代に伝える重要な取り組みであると言えます。プロジェクトは、全国的に展開され、海を未来に引き継ぐ活動を推進しています。また、日本財団が関与する「海と日本プロジェクト」は、環境問題への意識を高め、子どもたちが自分たちの未来に向けて行動するきっかけを提供しています。

今後も、こうした取り組みが続き、海の魅力を多くの子どもたちに伝えられることを願うばかりです。


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