近畿大学が学生起業の新たな挑戦!
4月2日(水)、近畿大学の東大阪キャンパス内に位置する学生経営ラーメン店「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」が新たにオープンします。これは、学生自身が飲食店を起業し、経営する実践的教育の一環として位置づけられており、今年で四代目となる店主は国際学部の岡田帝乙さんです。
学生起業家の夢を実現する場
近畿大学が2021年にスタートさせたこのプロジェクトは、食を通じて学生の起業家精神を育むことを目的としています。実際に学生が店を運営する中で、飲食業のノウハウや経営の厳しさを学び、将来的には自身の事業展開を目指すことが期待されています。岡田さんが四代目店主として経営する「KINDAI Ramen Venture」では、四種類のメニューが提供され、その中には新たに考案された「近大味噌まぜそば」が加わります。
四代目店主、岡田帝乙の挑戦
岡田さんは、ただラーメンを提供するだけでなく、持続可能なビジネスモデルを構築するために、事前に「株式会社ピュット」を設立しました。この会社は、単なる飲食業に留まらず、観光ビジネスや持続可能なライフスタイル提案など、多様な業種にも展開を考えているとのことです。また、岡田さんは「Pytボタン」というユニークなコンセプトを用いて、ポジティブなメッセージを発信しています。これは、挑戦に対する前向きな受け入れ方を象徴したもので、彼の理念を具現化しています。
開店への期待が高まる
新店舗のオープン前には、報道関係者向けの内覧会が行われ、岡田さんが経営に向けた思いや、プロジェクト全体の説明が行われる予定です。この内覧会では既存のメニューの試食も行われ、岡田さん自身が今後のビジョンを共有します。彼は「全近大人のパワーの源になる」というビジョンを掲げ、学生や教職員だけでなく一般の人々にも愛されるラーメン店を目指しています。
プロジェクトの意義と今後の展望
このプロジェクトは、単に学生に飲食店の経営をさせるだけではなく、彼らの成長を促すための貴重な経験を提供するものです。在学生が実際に店舗を運営し、そしてその結果としての成功や失敗を通じて学ぶことは、今後のキャリアにおいて非常に重要な財産となるでしょう。
岡田帝乙さんが四代目として店を経営するこの機会は、彼だけでなく全ての学生にとっても刺激となるはずです。多くの人々がこのラーメン店を訪れ、学生の成長を見守ることに期待が寄せられる中、近畿大学の新たな挑戦がどのような結果を生むのか、目が離せません。
店舗情報
- - 店舗名: 近大をすすらんか。
- - 場所: 近畿大学東大阪キャンパスブロッサムカフェ1階(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
- - 開業日: 4月2日(水)
- - 営業日時: 平日11:00~15:00(大学の休暇期間は休業予定)
学生たちの成長とチャレンジを応援しながら、これからの「KINDAI Ramen Venture」の未来に注目が集まっています。