タワーレコード新体制へ、執行役員人事が決定
タワーレコード株式会社が2023年8月29日、取締役会を開催し、執行役員に関する新たな人事を発表しました。9月1日付けで、以下の3名が執行役員に就任することが決定したのです。
- - 栢森 信友(かやもり のぶとも)
- - 金子 雄樹(かねこ ゆうき)
- - 丸井 崇(まるい たかし)
この新しい人事の決定は、タワーレコードのさらなる成長と発展に向けた重要な一歩として位置付けられています。音楽やエンターテインメントの分野において革新的なサービスや商品展開を図るため、執行役員たちはそれぞれの専門性を活かしながら新体制を支えていくことになります。
タワーレコードの歴史と現状
タワーレコードは1979年8月に創立され、1981年12月に法人化されました。現在は東京都渋谷区に本社を構え、国内外で67店舗以上を展開する音楽ソフトや映像ソフト、書籍などを扱うリーダー企業です。また、アーティストマネジメントや飲食事業、定額制音楽聴き放題サービス「TOWER RECORDS MUSIC」にも力を入れており、多彩な事業を展開しています。
現在、タワーレコードの店舗は57店舗の通常店舗のほか、5店舗のミニ店舗と1店舗のVINYLショップ、6店舗のカフェが存在します。オンラインショップも3店舗運営し、音楽ファンに様々な商品を提供しています。さらに、2025年の時点で従業員数は1,351名に上り、そのうち555名が社員という大所帯です。
新執行役員の展望
新たに就任した執行役員の中で、栢森氏は音楽コンテンツの開発やアーティストとの連携を強化する方向で動くと期待されています。金子氏は、オンライン事業の強化を図り、デジタル領域でのプレゼンスを高める役割を担い、丸井氏は音楽制作や楽曲管理における経験を活かし、プロダクション部門における発展に寄与する予定です。
今後これらの執行役員がタワーレコードの未来をどう切り開いていくのか、多くの音楽ファンが注目しています。タワーレコードは新体制のもと、より魅力的な商品やサービスを提供し、業界のリーダーとしての地位をさらに強固なものとすることでしょう。
これからも音楽とエンターテインメントの中心として進化し続けるタワーレコードに、期待が高まります。