万博寺が大阪に登場
2025-09-16 11:19:13

250名以上の僧侶が集結!万博寺が大阪万博で開催される意義

250名以上の僧侶が集結!万博寺が大阪万博で開催される意義



2025年9月26日、大阪・関西万博にて、「万博寺」が特別な一日限定で開催されます。このイベントには、全国から250名以上の僧侶が集まり、仏教の魅力を多様な形で発信する場として注目を集めています。プログラムには、雅楽演奏、漫才説法、生前葬セレモニーなど、伝統と現代が融合した斬新な企画が含まれ、来場者に新しい仏教体験を提供します。

万博寺誕生の背景とテーマ


万博寺は、関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に呼応する形で企画されました。「いのち」をテーマにしたこの万博のキャラクター「ミャクミャク」は、人間が持つDNAや文化を未来へ継承する象徴となっています。万博寺のキャッチコピーである「生死脈々(しょうじみゃくみゃく)」は、生と死が永続的に結びついていることを表現しており、仏教の「生と死の循環」という考え方をもとに設計されています。

「いのちは終わる存在だからこそ、今が尊い」という基本的なメッセージが、万博寺の活動の根底に流れています。このイベントを通じて、参加者は「いのち」の多面的な価値について考える機会が提供され、深い体験を持ち帰ることができるでしょう。

プログラム内容


万博寺は、単なる展示スペースではなく、実際に体験や対話を促進するプログラムが計画されています。イベントの概要は以下の通りです:
  • - 日時: 2025年9月26日(金)11:00〜19:30
  • - 会場: 大阪・関西万博 ポップアップステージ東内
  • - アクセス: 東ゲート付近の大屋根リングの先(アメリカ館やフランス館近辺)

僧侶たちは、それぞれの宗派や立場を超えて協働し、現代の人々に仏教を伝える新たな形を模索しています。多様なアクティビティを通じて、参加者が「生と死のつながり」を感じられる場を提供します。

万博寺の発案者の思い


万博寺のアイデアを提案した霍野廣由(つるのこうゆう)氏は、浄土真宗本願寺派の副住職であり、TERA Energy株式会社の取締役でもあります。彼は、今回の取り組みが新しい挑戦であると共に、過去の万博で仏教がどのように発展してきたかを踏まえたものであると語ります。1873年のウィーン万博や1893年のシカゴ万博では、日本の仏教が世界に届けられた歴史があります。その後、世界各地の宗教とも触れ合いながら、宗派を超えた活動が行われてきたのです。

このような背景を理解することで、万博寺の意義がより深まります。霍野氏は、今回のイベントが成功すれば、2030年のサウジアラビア万博でも新たな僧侶たちが再び国際的な場で仏教を紹介する機会になることを願っています。

TERA Energyとの関わり


TERA Energy株式会社は、僧侶たちが設立した企業で、その理念は「温かなつながりをつむぐ」ことにあります。再生可能エネルギーの供給を通じて、彼らは人と人、文化と社会を結ぶ努力を続けています。本イベントを通じて、宗派を超えた僧侶たちのネットワークが形成され、彼らのメッセージが広がります。

万博寺は、クラウドファンディングを通じて多くの人々の支持を受けています。今後、この取り組みがもたらす影響は、仏教の理解を助けるだけでなく、日本文化の普遍的な価値を世界に発信する重要なステップとなるでしょう。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。


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