MOE絵本大賞2025
2025-12-26 00:36:53

第18回MOE絵本屋さん大賞2025の受賞作が決定!注目の絵本は?

第18回MOE絵本屋さん大賞2025が発表!



2025年の「第18回MOE絵本屋さん大賞」の結果が、白泉社から発表されました。本賞は全国の絵本専門店や書店で働く3,000人の児童書担当者を対象にしたアンケートを基に選出されるものです。今回の受賞作は、絵本出版業界の注目を集めることが確実です。

第1位は内田有美による『おせち』



栄えある第1位に輝いたのは、内田有美氏が文と絵を手掛けた『おせち』(福音館書店)です。この本では、伝統的なおせち料理に込められた願いを、美しいイラストとともに、親子で楽しみながら学べる内容になっています。特に、読みやすい文体と具体的なおせちの説明は、子どもたちにとって親しみやすいでしょう。

受賞者のコメント



内田有美氏は受賞を受けて、「MOE絵本屋さん大賞に選ばれてとても嬉しいです。幅広い世代が楽しめる絵本づくりにこれからも邁進していきたい」とコメントしています。彼女の意欲的な姿勢から、今後の作品にも期待が高まります。

その他の受賞作品



第2位には鈴木のりたけ氏の『大ピンチずかん3』、第3位には阿部結氏の『どろぼうジャンボリ』が選ばれました。特に『大ピンチずかん3』は小学生の読者層に支持されており、「大ピンチ」というテーマが家族や友人の関係性を深める機会を提供します。

第4位には、ヨシタケシンスケ氏の作品『まてないの』、第5位には鈴木のりたけ氏の『たれてる(?と!のえほん 1)』が名を連ねています。これらの作品も、絵本を通じたコミュニケーションの重要性をテーマにしており、現代の読者のニーズに応えています。

特別賞も注目



新人賞では押本達希氏の『すいかのたね』が受賞し、ファーストブック賞では『おにぎり ぱく!』が第1位を獲得しました。特にファーストブックは、初めて絵本に触れる子どもたちに向けた作品として、多くの期待が寄せられています。

絵本を通じたコミュニケーション



MOEの統括編集長である門野隆氏は、受賞作品全体の傾向について「コミュニケーション」がキーワードであると述べています。絵本を通じて家族や友人とのつながりを深めることができるという点は、現代の忙しい生活の中でも大変意義深いものです。

今号の『MOE』2月号では、受賞作品の特集が組まれ、内田有美氏のインタビューも掲載されています。また、他の受賞作家たちのコメントも掲載され、彼らの創作の裏側にも触れられています。

これらの作品は、ただ読むだけでなく、親子で語り合うきっかけとなることでしょう。興味のある方はぜひMOEの2月号を手に取って、受賞作品の魅力を感じてみてください。


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