Weverseが2024年のファンダムトレンドを発表
グローバルなファンダムプラットフォーム「Weverse」は、2024年のファンダムの動向を解析した「2024 Weverse Fandom Trend」を発表しました。このレポートでは、ファンとアーティストのつながりを示す様々なデータが公開され、その中には利用者の増加、アーティストとのコミュニケーションの活性化などが映し出されています。
グローバルなアーティストラインナップの拡充
2024年には、プラットフォームに新たに迎えた53組のアーティストの中で、30%を欧米と日本のアーティストが占め、顕著なグローバル化が進展しました。特に、Dua LipaやAriana Grandeといった国際的なアーティストが参入し、日本からはYOASOBIやNOAなども加わりました。これにより、Weverseは新しいファンを呼び込み、累計ダウンロード数が1.5億を突破しました。
日本のユーザー数は前年比22%増加し、アジア地域で最も高い成長率を記録しています。この背景には、アーティストたちが積極的にファンコミュニケーションに取り組んでいることが影響しています。
ファンダムの消費活動の活性化
2024年には、Weverse Shopで販売された商品数が約2,060万点に達し、前年比13%の増加を見せました。特にデジタル商品の販売が好調で、前年比24%の増加を記録しています。人気商品には、アーティスト公式メンバーシップや、Weverse独占配信のコンテンツがあり、どちらもユーザーに愛されています。
このような成長を受けて、ファンダムの消費活動もグローバルに広がっており、日本もその一翼を担っています。また、アーティストたちは多様なサービスを駆使してファンとのコミュニケーションを深め、特にライブ配信やDM機能の活用が目立ちます。
コミュニケーションの多様性と活発化
2024年におけるアーティストの総投稿数は約20万6,000件、ファンの総投稿数は約3億7,000万件にのぼります。特に、SEVENTEENとENHYPENのコミュニティが最も活発で、多くの投稿とコメントが交わされています。さらに、Weverse LIVEでは約5,800件のライブが配信され、視聴者数は1,125万人を記録しました。
アーティストとファンのプライベートメッセージ機能「Weverse DM」も活用され、ファンは約9,636万件のDMを送りました。ここでも日本のアーティストが多くの反響を得ており、特にAKB48の徳永羚海が多くのDMをファンに送っています。
未来に向けて
2024年の「Weverse Fandom Trend」は、日本のアーティストが名を連ね、多くのファンとつながっていることを強調しています。この流れは今後も続き、グローバルなファンダム文化の中でさらなる成長が期待されます。
Weverseはこれからもファンとアーティストの交流を支えるために、新しいサービスやプラットフォームの改善を続けていくことでしょう。2024年も楽しみな一年になりそうです。