SLの魅力が詰まった『蒸気機関車大図鑑』が登場!
2025年2月19日、待望の一冊『蒸気機関車大図鑑』が小学館より刊行されます。本書はB5判で160ページにわたり、オールカラーで構成されており、蒸気機関車の魅力を余すところなく伝える内容となっています。価格は2750円(税込)です。
SLの歴史と進化
蒸気機関車の起源は1804年にイギリスの技術者リチャード・トレビシックによって発明されたのが始まりです。これにより以来150年以上にわたり、世界中の鉄道を支え続け、多くの鉄道ファンの心を掴んできました。日本では1975年12月14日に国営鉄道の定期旅客列車としての運行が終了しましたが、翌年には大井川鐵道が率先して復活運転を行い、現在も各地で観光列車として親しまれています。
本書の内容
本書では、蒸気機関車に関する様々な情報を美しい写真とともに紹介していきます。具体的には、以下のような章立てになっています。
第1章:蒸気機関車に乗ろう!
この章では、SL列車を6ページにわたり特集し、迫力ある見開き写真をふんだんに使用しているため、まるで写真集を手にしているかのように楽しめます。
第2章:蒸気機関車の仕組み
この章では、蒸気機関車がどのように動くのか、その構造や動力の仕組み、燃料である石炭や運行のための整備について詳しく解説します。写真と図解を用いてわかりやすく説明しており、初心者でも理解しやすい内容です。
第3章:蒸気機関車の歴史
ここでは、蒸気機関車の誕生から日本への導入、さらには全廃と復活までの260年を超える歴史を追いかけます。イギリスの発明家トーマス・ニューコメンの発明から始まり、多くのドラマを経て現在に至るまでの過程が振り返られます。
第4章:乗車体験ができる施設
本章では、蒸気機関車の運転室での体験ができる施設や、SLの運転体験が可能な17の施設を紹介します。実際に蒸気機関車に乗ることで、その魅力を肌で感じることができるでしょう。
動画コンテンツも充実
本書の特長の一つとして、二次元コードから視聴できる2本の限定動画も含まれています。
- 本書の図解だけでは伝えきれない、ピストンや主動輪、弁装置の動きをアニメーションで説明しています。
- - 動画2:大井川鐵道C10形8号機運転室(1時間28分2秒)
- 実際の運転室内の映像が収められ、機関士と機関助士が連携して蒸気機関車を運転する様子を見ることができます。
締めくくり
蒸気機関車は、その力強い走りや美しいデザイン、生き物のような存在感が魅力です。機械的な美しさだけでなく、歴史的な背景をもったこの鉄道の面白さを、本書を通じて体験してください。SL列車を実際に楽しんでみることで、あなたの心に残る素晴らしい体験が待っています。ぜひ手に取ってご覧ください!