小説家と歴史家の対話がオンラインで実現
2025年10月16日(木)正午に、日本経済新聞社と文字・活字文化推進機構の共催でオンラインシンポジウム「歴史にどう向き合う小説家と歴史家の対話」が配信されます。このシンポジウムでは、小説家の諸田玲子さんと歴史家の磯田道史さんがそれぞれの視点から歴史について語り合います。
小説家・諸田玲子さん
諸田玲子さんは、上智大学文学部英文科を卒業後、外資系企業で働きながら本に対する愛情を持ち続け、翻訳や作家活動を始めました。彼女は多くの時代小説を手掛けており、その代表作として『眩惑』や『今ひとたびの、和泉式部』などがあります。特に、歴史を背景にした物語の描写において、多くの読者の心を掴んでいます。彼女の著書は、吉川英治文学新人賞や新田次郎文学賞を受賞するなど、その実力は折り紙付きです。
歴史家・磯田道史さん
一方、磯田道史さんは国際日本文化研究センターの教授として日本史学を専門にしています。古文書を利用した研究を通じて、歴史の意外な一面を掘り起こし、分かりやすい解説を提供することで知られています。彼の著書『武士の家計簿』は新潮ドキュメント賞を受賞しており、テレビにも多く出演し、歴史の魅力を広めています。
シンポジウムの内容
このシンポジウムでは、時代を超えて人々の心を打つ歴史小説や歴史書の魅力について、諸田さんと磯田さんが対話を展開します。歴史を物語としてどう描くのか、また史料とどう向き合うのか、その言葉の力がどのように役立つのかを深く掘り下げていきます。
参加方法
シンポジウムは日本経済新聞電子版「NIKKEI LIVE」にて無料で視聴できます。事前申し込みを行った参加者の中から10名に、諸田玲子さんの最新小説『登山大名』の上・下巻がプレゼントされる特典もあります。さらに、上巻には諸田さんの直筆サインが入っています。ぜひ事前登録を行い、歴史と小説の深い対話を楽しんでください。
詳細
- - 配信開始日時: 2025年10月16日(木)正午
- - 形式: 対談事前収録・視聴無料
- - 申し込み: こちらから登録できます。公開日までには視聴案内のメールが届きます。
- - 問い合わせ先: 03-3511-7305(平日10:00~17:00、文字・活字文化推進機構)
この機会に、歴史的なテーマに関する深い理解を得られる貴重な対話をお楽しみください。