初めてのワンマンライブ「STPR BOYS Festival Vol.1《STARS LIGHT -スターズライト-》」
2025年8月18日から20日まで池袋のHarevutaiで開催された「STPR BOYS Festival Vol.1《STARS LIGHT -スターズライト-》」。これは株式会社STPRが新たにサポートする「STPR BOYS PROJECT」による初のワンマンライブであり、多くのファンが期待する中、全6公演を成功裏に終えました。このライブは、メンバーたちの魅力を最大限に引き出し、リスナーとの絆を深めるものとなりました。
会場は温かい雰囲気で満ちた
8月20日の昼公演では、開場前からファンが集まり、会場の入り口はペンライトの色とりどりに彩られ、期待感が高まっていました。開場するとあっという間に場内は満員となり、独特のエネルギーに包まれます。メンバーのパフォーマンスが始まると、その活気ある様子が会場全体を一つにしました。
プロローグに胸が高鳴る
ライブのオープニングでは、メンバーのシルエットが星として昇り、未来を感じさせる演出がなされます。最初の曲「パレードはここさ」では、STPRの先輩グループ「すとぷり」の人気曲が披露され、会場は一気に盛り上がりました。続く「僕らだけのシャングリラ」では、全メンバーが登場し、各々が自己紹介をし、その個性をアピールしました。特にあまねの登場にはファンの歓声が上がり、彼に対する期待が感じられました。
感情豊かなパフォーマンス
続けて披露された「GO GO Crazy」では、歌唱力に秀でたメンバーたちが黒ジャケットをまとって演出し、会場は一層の盛り上がりを見せました。他にも、可愛らしいダンスで会場を明るくさせた「スキスキ星人」や、ダンスの可愛さを強調した「可愛くてごめん」など、多彩なパフォーマンスが披露されました。
特別な企画コーナー「声劇」
ライブの中で目を引いたのは、企画コーナー『声劇』でした。このコーナーでは、メンバー全員がフィクションのストーリーを演じ、ファンとの交流を楽しむことができました。「STARS LIGHTができるまで」というテーマで制作されたこの「声劇」は、メンバーの努力の跡も伺え、観客を楽しませてくれました。
ライブの裏側を語るトークコーナー
その後のトークコーナーでは、メンバーそれぞれがライブ制作の裏側や自身の役割を語り合い、リスナーとの距離が縮まる瞬間もありました。特に、十六夜ルクスがメンバーの個性を尊重した台本制作について語ると、会場は温かい拍手に包まれました。メンバー同士の信頼関係が感じられ、彼らが作り上げたライブへの愛情が伝わってきました。
サインボールやファンサービスも
ライブの後半では、曲にあわせたペンライトの振りや、サインボールのプレゼントなどファンサービスもたっぷり。リスナーたちも積極的に参加し、会場は一体感に満ちていました。「ストロベリー☆プラネット!」や「苺色夏花火」などのパフォーマンスでは、メンバーがサインボールを投げる姿が印象的でした。
多彩なセットリスト
ライブのセットリストは全公演異なる内容で、リスナーを飽きさせない工夫が随所に見られました。特にメドレーセクションでは、映像演出が加わり、迫力のあるステージが展開されました。そして、アンコールでは「PEACE」と「STAR to STPR」が披露され、感動的な締めくくりとなりました。リスナーへの感謝の気持ちが込められた生声の挨拶で、アツい瞬間が演出されました。
長い道のりを経ての成功
「STPR BOYS」は2024年1月に始動し、以降様々な活動を展開し、ついにファンが待ち望んだライブを実現しました。この3日間を通じて、メンバーたちがリスナーをどれだけ大切にし、楽しませようとしているかその姿勢を実感できる素晴らしいライブでした。次のステップへ向けても期待が高まります。
(文・取材:篠崎美緒 写真:林晋介)