劇団YOLOの人気作『メメント・モリ〜僕が愛した日々〜』が3度目の上演
劇団YOLOが贈るミュージカル『メメント・モリ〜僕が愛した日々〜』が、2026年10月28日(水)から11月1日(日)の期間、東京都中野区の劇場MOMOで再上演されることが決定しました。チケットはカンフェティを通じて既に販売中です。
物語のテーマ
このミュージカルは、「死」というテーマを通じて私たちの「生きること」と「愛すること」を見つめ直させる作品です。「メメント・モリ」という言葉はラテン語で「死を想え」という意味ですが、単なる警告ではなく、「いつか来る終わりがあるからこそ、今という日を大切に生きる」というメッセージが込められています。
主人公の赤場七翔は、病を抱える過程で家族や恋人、友人、医者たちを通して「生きることに対する真実」を探し求めます。観客は、日常の小さな瞬間から得られる大切さを再認識し、誰もが持つ生の敬意や感謝の意義に問いかけられます。
上演の重み
『メメント・モリ』は今回が3度目の上演となります。この作品は一度観ただけで終わるものではなく、観る人の人生経験により各自の解釈が変わる、まさに時を超えた普遍的な物語です。初めは主人公の視点で感動していた観客が、数年後には家族や医者の立場から観るかもしれません。同じ物語が人々に与える影響はそれぞれ異なりますが、それがこの作品の魅力でもあり、リバイバルを望む理由です。
単なる涙ではない
本作は「泣けるミュージカル」を目指しているわけではありません。確かに病や別れなど重いテーマがありますが、感情の深さや日常の喜びも描かれています。笑いや温かい瞬間、さらには「明日を大切にしよう」というメッセージが、観客に深い感動を与えることでしょう。
「泣く」のは悲しいからではなく、大切なものを再認識した瞬間にこそ涙が流れる。これが本作が目指す「感情の共有」です。
普遍的な愛の形
このミュージカルでは、男性同士の愛が描かれますが、「同性愛だから特殊」とは扱われません。大切な人を想う気持ちは性別に関係ないものであり、そこに描かれる愛は全ての人に共通する感情です。この作品は、普遍的な愛のかたちを描くことを大切にしています。
観客はこの愛の物語が同性同士であることを特別視することなく、あくまで人間同士の愛として感じ取ってほしいと考えています。
音楽が紡ぐ感情
感情表現の一つとして、音楽が果たす役割は非常に大きいです。言葉にしきれない感情が歌として浮かび上がり、観客の心に響く。台詞から歌、歌から行動へと感情が移行し、登場人物たちの心の動きを音楽で感じ取れる、そんな仕掛けがこのミュージカルにはあります。
観劇後の人生を振り返る
劇団YOLOの願いは、この作品を観終わった後に「自分は何を大切にしているか」を考えるきっかけを与えることです。「自分の周りの大切な人は誰だろうか」「愛する気持ちをきちんと伝えているのか」といった問いに、観客が自ら答えを見つけていくことがこの作品の本質と言えます。
今日という日は二度と戻らないかもしれません。だからこそ、この瞬間の意味を考え、かけがえのない時間を大切にすることが伝えられるのです。
公演情報
次回の上演は、2026年10月28日から11月1日まで、劇場MOMOで行われます。キャスト陣は、赤場七翔役には宮脇優、成瀬柊羽役には栗原航大などが名を連ねています。チケットはカンフェティで販売中。ぜひこの機会に感動的な物語に触れてみてください。