大学数学を手軽に学べる新たな一冊
理工学を専門とする近代科学社が、2026年3月31日に新たな数学書『線形代数大学数学 フォローアップシリーズ』を発行しました。本書は、著者に東京理科大学の佐藤隆夫教授と片岡武典講師を迎え、大学生がつまずきやすい数学の概念をしっかりとフォローし、やさしく解説しています。
書籍の概要
このシリーズは主に大学1年次および2年次に必要な数学のトピックスを精選し、学生の理解を深めることを目的としています。理学部の数学科生だけではなく、基礎を固めたい全ての大学生を対象にしており、幅広い読者に親しんでもらえる内容が特徴です。特に、講義の補充用や学び直しを希望する学生にも最適です。
本書では、標準的な内容を中心に扱い、奇をてらうことなく構成されています。特に自学自習を重視し、新しい概念を導入する際には、その意義や具体例も丁寧に提供。さらに、随所に練習問題が配置され、読者が理解を深められるよう工夫されています。
内容の特徴
本書は256頁にわたって展開され、以下の内容を含んでいます。
- - 数ベクトルと行列:数ベクトル、行列の簡約化、連立一次方程式について
- - 行列の演算:行列の積、正則行列と逆行列、行列の階数について
- - 行列式:行列式の定義とその計算方法
- - 対角化と三角化:固有多項式と固有ベクトル、行列の対角化について
- - 内積と対角化:内積空間を用いた対角化の概念
- - ベクトル空間:基底と次元の理解を深める
- - 線形写像:線形同型と表現行列について
各章末には演習問題があり、学生が知識を定着させるためのサポートも万全です。特に、単なる解法の羅列ではなく、理解を促すための具体的な説明が盛り込まれています。
著者紹介
- - 佐藤 隆夫氏:東京大学大学院数理科学研究科を修了後、多くの大学で講師や教授を務め、現在は東京理科大学で教授をされています。専門は代数的位相幾何学であり、多数の著書を持つ実力派です。
- - 片岡 武典氏:東京大学大学院を修了後、慶應義塾大学で特任助教として教鞭をとり、現在は東京理科大学の講師。専門は整数論という新たな視点で数学を教えています。
まとめ
『線形代数大学数学 フォローアップシリーズ』は、大学数学を学ぶ全ての学生にとって導入の書として最適です。今後の学びをより豊かにするために、ぜひ手に取ってみてください。
本書は印刷版と電子版の両方が用意されており、価格はどちらも3200円(税抜)です。詳細や購入は
こちらのリンクから確認できます。