「DAKEかるた」と「しゅらみぃ」が第19回キッズデザイン賞を受賞！

株式会社フレーベル館が、保育施設向けに開発した「DAKEかるた」と「しゅらみぃ」が、第19回キッズデザイン賞を受賞しました。この賞は子どもたちの安全や成長を考えたデザインに対して贈られるものであり、両者の受賞はその理念を体現しています。

DAKEかるたの魅力

「DAKEかるた」は、通常のかるたとは一線を画す、動物の体の一部だけを使ったユニークなかるたです。例えば「きりんのくち」や「さるのおしり」といった読み札に対して、子どもたちはその部分がどの動物に属するのかを見つけ出します。この遊びを通じて、ただ楽しむだけでなく、動物についての知識や観察力を育むことができるのです。また、読み札に加え、観察を促すための全身ポスターも付いてくるため、視点を変えての学びも可能です。

このかるたは、3歳以上の子どもに推奨されており、裏面で動物の絵合わせも楽しめるなど多機能な面を持っています。特に、身近な遊びながら大胆なアプローチで、子どもたちの「もっと知りたい」という欲求を引き出します。

しゅらみぃの革新

一方、「しゅらみぃ」は、保育施設向けのお着がえレンタルサービスで、必要な日の必要な数だけ服を届けてくれる便利なサービスです。これにより、園の先生や保護者は衣類に関する管理の煩わしさから解放され、子どもたちが汚れを気にせず思う存分遊ぶことができる環境を整えることが可能になりました。

「しゅらみぃ」は、泥んこ遊びや絵の具遊びなど、クリエイティブな遊びをする際に保護者が抱える負担を軽減します。モニター調査でも、保育施設での活動の活発化が見受けられ、約95%の保護者がサービスによる負担軽減を実感しています。これにより、多くの子どもたちがより自由に遊ぶ機会が増え、教育の面でも非常に重要な役割を果たしています。

キッズデザイン賞とは

キッズデザイン賞は、2007年に創設されたもので、子どもたちが安全に暮らし、創造性豊かに育つための製品やサービス、活動などを表彰します。今回の受賞は、フレーベル館が子どもに優しい環境作りに貢献していることを証明するものです。

フレーベル館の取り組み

フレーベル館は、子どもたちの心と体の成長を支えるために、幅広い事業を展開しています。「アンパンマン」シリーズや「ウォーリーをさがせ！」シリーズなど、児童書の出版から、保育関連施設向けの教材・玩具の販売まで多岐にわたります。そのビジョンは、常に子どもたちの健やかな育ちを支えることです。

受賞を機に、フレーベル館は今後も子どもたちのための新しい取り組みを続け、より良い社会の実現に貢献していくことでしょう。