未来屋アオハル文学賞大賞
2025-07-18 12:59:08

「未来屋アオハル文学賞」第1回大賞は感動作2作品に!

「未来屋アオハル文学賞」第1回大賞作品が決定!



2025年7月18日、未来屋書店が主催する「第1回未来屋アオハル文学賞」の大賞作品が発表されました。この文学賞は、設立40周年を迎えた未来屋書店が、10代の中高生を対象にした新たな文学の祭典として誕生しました。

この賞の選考国は全国の児童書アドバイザーたちが担い、「10代に今、ぜひ読んでほしい」と推薦される作品が対象です。今年の大賞には、五十嵐美怜さんの『15歳の昆虫図鑑』と村上雅郁さんの『かなたのIF』の2作品が輝きました。

大賞作品の紹介



『15歳の昆虫図鑑』


著者・五十嵐美怜さんのこの作品は、昆虫オタクの転校生と悩み多き中学生たちの不思議な青春を描いた群像劇です。物語の中で出会うことで、主人公たちが自らの魅力に気づいていく様子が描かれています。選考委員のコメントによれば、昆虫に例えられる展開はユーモラスでありながら、深い気づきを与えてくれます。

「読後には、登場人物全員が愛おしく感じられる素晴らしい作品です。」

※選考者コメントより


著者の五十嵐さんは「この物語が少しでも悩んでいる子どもたちの心を軽くする手助けになれば嬉しいです」と語っており、メッセージ性の強い作品に仕上がっています。

『かなたのIF』


村上雅郁さんの作品は、友達のいない香奈多と、友だちを失った瑚子という二人の少女の物語です。彼女たちの現実と夢が交錯し、夏の不思議な出来事を通じて、成長していく様子が描かれています。この作品は、時間を超えた出会いを背景にした感動のあるストーリーと評されており、多くの読者に「もしも」の世界を思い起こさせます。

「この物語は、私たち皆が持つ“もしも”を忘れさせない内容です。」

※選考者コメントより


村上さんも受賞を喜び、「この賞を機に、もっと多くの読者に楽しんでもらえたら」とコメントしました。

フェアの開催と表彰式について


受賞した2作品を含む上位入選作は、2025年7月18日から8月31日まで「第1回未来屋アオハル文学賞フェア」として、全国の未来屋書店およびアシーネ店舗で展開される予定です。さらに、両大賞作家を迎えた表彰式が、2025年8月6日(水)に神保町出版クラブホールにて行われる予定です。

まとめ


「未来屋アオハル文学賞」は、今後も10代の心に響く作品を生み出す場として期待されています。この文芸賞を通じて、多くの中高生に素晴らしい本と出会うきっかけが与えられることを願っています。これからも目が離せない文学賞、その動きに注目していきましょう。


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