『新時代の予防歯科』のご紹介
愛媛県松山市に位置する医療法人愛弘会しばた歯科の理事長、柴田督弘氏が新たに執筆した書籍『新時代の予防歯科』が、2025年9月20日に発売されます。この本は、人生100年時代において必要な予防歯科の知識と実践法をまとめた一冊であり、特に女性特有の口腔ケア「フェムデンタル」にも焦点を当てています。
書籍の内容
『新時代の予防歯科』では、これからの時代に備えた最新の歯科知識を紹介し、生涯にわたって自分の歯で美味しく食事を楽しむための手助けをしています。内容は以下のように構成されており、患者さんや一般の読者にもわかりやすい形式で提供されています。
1.
人生100年時代:大切にすべきは「歯」
2.
「新時代の予防」を支える三つのコントロール
3.
女性と歯科医療
4.
歯科×美容医療
5.
『再生』〜未来の歯科医療〜
この書籍が注目される理由は、歯の寿命や健康状態に大きく影響する「噛む力」のコントロールにフォーカスしていることです。柴田理事長は、日々の臨床経験から、噛む力と栄養、全身健康の関係を痛感しており、本書を通じてこの重要性を広く伝えていきたいと考えています。
噛む力の重要性
多くの人々が「毎日きちんと歯を磨いているのに、なぜ虫歯になるのか?」と疑問に思うことがあり、実際に丁寧なセルフケアを行っていても歯に問題が発生するケースは少なくありません。これらの原因の多くは、「噛む力」の過度な負担によるものであり、柴田理事長はこの新しい視点を本書で紹介し、新たな予防への道を示しています。
三つのコントロール
『新時代の予防歯科』では、「細菌」「力」「栄養」の三つのコントロールが重要な柱とされています。従来の予防歯科が細菌を中心にしていたのに対し、これからは噛み合わせや歯ぎしりによる力の過剰な負担を抑える方法や、栄養学的アプローチを組み合わせることで、より効果的な歯の保護が可能になると柴田理事長は言います。この“三位一体の予防戦略”を理解することで、データや症例を交えて解説されており、実践的な受け取り方ができる内容になっています。
女性特有の課題
また、本書は女性のライフステージにおける口腔の課題にも触れています。妊娠、出産、更年期といった変化に特徴づけられるホルモンバランスが、女性の歯および口腔に大きな影響を与えることに着目し、科学的根拠をもとにしたサポート方法が提示されています。柴田理事長は「女性の歯の健康」の重要性と新たな役割を提案し、歯科医療の可能性を広げています。
健康寿命を守るために
歯は単なる食べるための器官ではなく、人生の質を左右する重要な要素です。噛む力の低下が栄養の不足や生活の質の低下に繋がることは明らかです。多くのシニア世代が「もっと早く歯を大切にしておけばよかった」と後悔している事実を踏まえ、本書は「歯を守る意識」を高めるための実用書となっています。
しばた歯科の取り組み
愛媛県松山市のしばた歯科には、デジタル技術を駆使した最新の歯科治療が整っています。院内には高精度な補綴物の製作を行う技工ラボも備わっており、患者さん一人一人に合った確かな治療を提供しています。また、併設する「ホワイトニングサロン Reflet(ルフレ)」では、美容医療と歯科医療の両面から患者をサポートしています。
柴田理事長の新著『新時代の予防歯科』は、そんなしばた歯科の理念と実践を反映した一冊として、未来の歯科予防の新しい常識を提供します。歯を大切にすることが、健康な人生を送る上で何よりも重要であることを、多くの人に伝えるべく、ぜひ手に取って読んでいただきたい一冊です。