日本発のグローバルメディア『Nothingness』、パリコレで正式ローンチ
シーズ・オブ・タイム株式会社が新たに立ち上げたオンラインメディア『Nothingness(ナッシングネス)』が、2025年6月のパリ・ファッションウィークに合わせて正式にデビューしました。『Nothingness』は日本語ではなく、英語で提供されるプラットフォームであり、日本から世界の読者に向けてファッションやカルチャーに関する多様な情報を発信します。
ミッションとビジョン
『Nothingness』のミッションは、日本発の本格的なグローバルメディアとなり、オルタナティブな視点から世界に情報を届けることです。日本のクリエイティビティや情熱を世界と共有し、新たなカルチャーアイコンを育成する土壌を構築することを目指しています。
4つのコアコンセプト
『Nothingness』は、次の4つの視点に基づいて情報を展開します。
1.
オンラインサイト:
- ターゲットは18歳から44歳までで、男性が70%、女性が30%を占めています。
- 記事は従来のカテゴライズに代わり、時代を象徴する「Era-defining」、先見性のある「Visionary」、クラシックな「Timeless」、そして洞察を提供する「Insight」の4つの新しい視点で整理されています。
2.
ソーシャルメディア:
- 先行運用しているInstagramでは、約70%のフォロワーが日本国外からとなっており、アメリカ、香港、韓国、インドネシアなどの地域からのアクセスが多いです。ローンチウィーク中には、高橋盾氏や野村訓市氏、アーティストのMadsaki氏に関する特集が1日1つアップされました。
3.
オフラインイベント:
- パリ・ファッションウィークに合わせてポップアップや展示、クラブイベント、ワークショップなどを開催し、オフラインでもカルチャーを発信します。
4.
マーチャンダイズ:
- 特集記事に連動した商品展開が行われ、販売アイテムに加え、配布用のタブロイドなども制作されます。
ローンチイベントの詳細
ローンチ時には、パリ・マレ地区のショールームでメディアのお披露目会が行われ、ネイバーフッドの滝沢伸介氏も出席しました。また、Soho House Parisで開催されたイベントには、世界各国から集まった業界関係者やアスリート、アーティストら数百名が来場しました。さらに、アーティストMadsakiのアートを用いたマーチャンダイズもリリースされ、パリコレ終了後はオンラインストアでも販売が開始される予定です。加えて、ラッパーShing02による楽曲「Prime Audio」が『Nothingness』レーベルから発表され、Spotifyなどで配信中です。
今後の展望
今後、2025年の後半には日本国内でローンチイベントを予定しており、2026年以降にも多彩なブランドやアーティストとのコラボレーションを通じて、さらなるアクティベーションが行われる予定です。これからの『Nothingness』の展開に、ますますの注目が集まります。
Nothingness公式サイト
Instagramアカウント
オンラインストア