新刊『読書ワーク』登場
2025-08-04 13:29:07

中高生の読書活動を支援する新刊『読書ワーク』が登場

中高生の読書活動を支援する新刊『読書ワーク』が登場



学事出版株式会社から新たに刊行された『読書活動・探究学習を支援する学校図書館を活用した楽しい読書ワーク』は、中高生の読書離れを解消するための画期的な一冊です。本書の編著者を務めるのは、長年学校図書館での教育現場に携わってきた木下通子先生。彼女は、岩波ジュニア新書『読みたい心に火をつけろ!』の著者でもあり、読書の楽しさを多くの生徒に伝えることに尽力しています。

読書離れが叫ばれる中高生



読書調査によると、近年の中高生の読書量は減少傾向にあり、特に中学生の月間読書冊数は4.1冊、高校生に至ってはわずか1.7冊です。これは、興味を持つ本と出会う機会が少なくなっていることを示しています。そこで、本書は中高生が夢中になれる読書ワークを提供し、本との出会いを促進しようという思いから生まれました。

楽しい読書ワークを14例収録



本書には、様々な学校図書館で実践できる楽しんで頭を使う読書ワークが14例収録されています。例えば、読書が苦手な生徒が楽しめる内容や、言葉の面白さを学べるワーク、新聞を活用したアクティビティなどが含まれています。これにより、ただ読むだけでなく、読書を通じて得られるさまざまな体験を提供します。

それぞれのワークは、生徒がどう取り組むのか、所要時間やねらいも具体的に示され、支援の方法が明確に記されています。また、ダウンロード可能なワークシートプランも用意されていますので、教室での活用が容易です。これにより、学校図書館を効果的に活用した授業が実現します。

中高生のための読書活動の意義



本書は、読書の楽しさを感じさせることで、中高生に新たな学びの機会を提供します。図書館や教員、司書が一体となって生徒に合ったアプローチを模索することで、読書活動はますます充実したものになるでしょう。生徒たちが自ら読書に親しむことができる環境を整えるために、この本は欠かせません。

編著者の思い



編著者の木下通子先生は、「これからの世代には、若手の司書や教員が一緒に協力して読書文化を育んでいくことが大切だ」と語ります。長年の経験を元に、実践的なワークを集めた本書が、さまざまな学校や公共図書館に広がっていくことで多くの生徒に読書の魅力が伝わることを願っています。

結論



この新刊『読書活動・探究学習を支援する学校図書館を活用した楽しい読書ワーク』は、中高生の読書活動の新たなスタートを切るための強い味方です。教員や学校司書はもちろん、保護者や地域の図書館関係者もぜひ手に取っていただき、中高生にさらなる読書の楽しさを伝えていきましょう。興味を持って手に取っていただくことで、読書の未来がより明るくなることを期待しています。


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