特別能楽堂公演『古事記・源氏物語』が上演決定!
2025年12月、東京都中野区にある梅若能楽学院会館で特別企画公演『古事記・源氏物語』が上演されることが決まりました。主催は認定NPO法人TOKYO NOVYI・ARTで、2日間にわたって、日本の文献の金字塔とも言えるこの2作品が同時に上演されるという記念すべきイベントです。
公演詳細とチケット情報
この公演は2025年12月6日(土)と7日(日)の両日行われ、12月6日には『古事記』、12月7日には『源氏物語』がそれぞれ上演されます。特に『古事記』は、原作者の鎌田東ニ氏が昨年旅立たれたことに追悼の意を込めての特別公演となります。
チケットはカンフェティを通じて、2025年10月4日(土)の10:00から発売される予定です。通し券や各公演に特別価格のチケットが用意されており、観客の皆さんにとっては非常に魅力的な内容となっています。
- - 通し券 2日通し:8,000円
- - 特典 カンフェティ2日通し券:7,000円
- - 各公演 一般:5,500円 学生:3,500円 小中学生:2,000円
全面自由席での公演となるため、早めの購入をお勧めします。
TOKYO NOVYI・ARTの活動と背景
TOKYO NOVYI・ARTは2004年に創立され、ロシアの著名な芸術家であるレオニード・アニシモフ氏が主導して、スタニスラフスキーシステムに基づく演劇を広めてきました。この団体の特徴は、直感的で本物の感情を呼び覚ます劇的な表現を追求する点です。歴史的な古典作品に重点を置き、特に能楽は彼らの公演にとって重要な役割を果たしています。この度の『古事記』は、その活動の原点とも言える作品です。
上演作品について
『古事記』は、日本の神話や伝説を編纂した古典文献であり、能楽の演目としても歴史的に重要な位置を占めています。舞台にかける想いは、原作者である鎌田東ニ氏への追悼としての意義が大きく、今後の公演でもその情熱は色濃く反映されるでしょう。
一方、『源氏物語』は、紫式部による時代小説であり、日本文学の金字塔です。この作品は、加賀乙彦氏の発案と中澤由佳氏の台本によって、さらに多くの支援を受けて形にされました。情緒あふれる物語と、洗練された演技が相まって、観客に深い感動を提供することでしょう。
まとめ
この能楽堂特別企画公演『古事記・源氏物語』は、現代の私たちに日本の文化や伝統を伝える貴重な機会となります。両作品を通じて、過去から受け継がれてきた記憶や価値観を再確認し、未来へとつなげていくことが求められる今、この公演は多くの人々にとって心に響くものとなるはずです。ぜひ、12月の公演をお見逃しなく!
詳細は
公式サイトをご覧ください。