YOSHIKI、被災者支援
2025-12-04 12:30:23

YOSHIKI、洪水被災者支援のために米10万ドルを寄付

YOSHIKI、洪水被災者支援として米10万ドルを寄付



YOSHIKIが、東南アジア・南アジアを襲った豪雨による洪水被害に対し、支援のために米10万ドル(約1,500万円)を寄付したことが発表されました。この寄付は彼の非営利公益法人「Yoshiki Foundation America」を通じて行われ、タイ赤十字社およびインドネシア赤十字社にそれぞれ5万ドルずつが寄付されました。

昨年11月には、香港での大規模火災への支援としても同額の寄付を行っており、これでYOSHIKIの寄付総額は20万ドル(約3,000万円)に達しました。現地では行方不明者の捜索や救助活動が未だ続いており、数千家族が避難を余儀なくされています。このような状況を受けて、YOSHIKIは自らの力で被災地支援に手を差し伸べることを決意しました。

彼は「タイやインドネシアで続く洪水被害の報道に胸を痛めています。多くの方々が家を失い、生活が一変してしまった現状を見て、自分にできることを少しでも形にしたいと思いました」とコメントしています。YOSHIKIは2011年に「X JAPAN WORLD TOUR」でタイを訪れた際にも、現地への寄付やチャリティオークションを実施した経験があり、その活動は長年続いている国際的な人道支援に対する意識の表れと言えるでしょう。

YOSHIKIはかつて、中国・四川省での大地震の際にも被災地を直接訪れ、楽器を寄贈したり、孤児をコンサートに招待するなどの支援活動を行ってきました。以降も日本国内外で発生した多くの災害に対して継続的な支援を行い、近年の支援活動においては、2025年のロサンゼルス山火事(50万ドル)や、2024年の日本和能登半島地震(5,000万円)の支援を含む、多岐にわたる取り組みを展開しています。

更に、YOSHIKIはメンタルヘルスに悩む音楽クリエイターへの支援活動も行い、2021年には「MusiCares®」に1,000万円以上を寄付しました。また、ウクライナおよび周辺国に対しても避難民支援のために合計約3,000万円を寄付し、国際的な慈善活動への取り組みを積極的に続けています。

その結果、YOSHIKIは2019年にForbes Asiaの「最も優れた慈善家30人」に選出され、2021年には国立国際医療研究センターに1,000万円を寄付したことから「紺綬褒章」を受章しました。さらに2025年には、「TIME100 世界で最も影響力のある人物」の一人に選ばれるなど、功績が高く評価されています。

YOSHIKIの国際的な活動は、芸術だけでなく人道支援の面でも非常に多次元にわたり、多くの人々に感動を与えています。これからも彼の活動に注目が集まることでしょう。


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