自由に生きる女性たち
2026-03-17 10:42:33

国際女性デーに寄せて「すべての女性が自由に生きる」映画イベントを開催

国際女性デーに寄せて「すべての女性が自由に生きる」映画イベントを開催



国際NGOであるプラン・インターナショナルは、東京都世田谷区に本部を置き、理事長は池上清子氏が務めています。彼らは、国際女性デーに合わせて「すべての女性が自由に生きる!」をテーマにしたイベントを開催しました。

イベントでは、インドのドキュメンタリー映画『タクシードライバーの私』の上映が行われ、その後にラジオパーソナリティの長井優希乃さんやモデルの柴田紗希さんをゲストに迎え、プランの職員である石丸と一緒にトークセッションを行いました。当日は40名以上が参加し、イベントの様子はInstagramでライブ配信され、遠方にいる人たちとも共有されました。

映画とトークを通して見つめる世界の女性たちのリアル



トークセッションの中で、長井さんはインド・ニューデリーでの滞在経験をもとに、映画の主人公である女性が伝統的な「理想のインド女性像」に縛られ悩んでいる現実について詳しく語りました。彼女が出会ったインドの女性たちのストーリーを交えながら、その葛藤がどのように彼女たちの生活に影響を与えているのかを紹介しました。

また、柴田さんはラオスでの経験を述べ、そこで出会った女性たちが共に働く姿がどのように自分の考えに影響を与えたのかを話しました。「日本とは違った豊かさを感じたので、その気づきを自分の生活にどのように生かしていくかが重要だ」と強調しました。

石丸職員は、ベトナムの少数民族が居住する地域において、14歳で結婚し、15歳で出産が期待される現状を紹介しました。しかし、プランの支援により、結婚ではなく職業訓練に参加する女性も増えてきていることに触れました。

さらに、象徴的な事例としてベトナムでの養蜂トレーニングを挙げました。当初は「女性は蜂を怖がる」という固定観念から参加者は男性が多かったものの、一人の女性が参加したことで状況が変わり、3年目には参加者の約半数が女性になったことを述べました。

自分と向き合うための対話



トークの中で日本社会における性別による「生きづらさ」についても議論されました。長井さんは、結婚していない女性が「一人前ではない」と見なされることについて言及し、石丸さんは「周囲の目を気にしやすい日本の文化について考察したい」とコメントしました。柴田さんも心の自由を大切にし、普段は性別役割を意識しないものの、実家に帰ると周囲の期待に合わせることがあると述べ、悩んでいる人の存在に理解を示しました。

議論の中で、男性のジェンダー期待についても触れられました。長井さんは、男性も「稼がなければ」や「泣いてはいけない」という期待から苦しんでいることを指摘し、柴田さんはオリンピックでの木原選手の涙を引き合いに出し、男性の泣く姿が「泣いてもいい」というメッセージとして社会に影響を与えたと語りました。

参加者がつなぐメッセージ



質疑応答セッションでは、弱い立場の人々が生きやすい社会を作るためには何が必要かが問われ、長井さんは「一人で立ち向かうのは難しいからこそ、他者とのつながりが重要です」と語りました。石丸職員は「知識を持つことから始めよう」とアドバイスし、柴田さんは「自己を大切にすることが周囲に波及し、平和に繋がると信じています」と提案しました。

さらに、「ジェンダーギャップに無関心な人にどう伝えるか」という質問に対しては、長井さんが自身のセクハラ経験を共有し、冷静に向き合うことで対話が生まれたことを話しました。この姿勢は、参加者から共感を呼び起こしました。

小さな社会から未来を創造



イベントの締めくくりに、長井さんは「今日のイベントは、女性だけではなくすべての人がどんな社会を作りたいかを考える時間だったと思います。自分の意見を他者と交換し、感じることを大切にすることが小さな社会を作り、大きな変化へと繋がるのだと感じました。」と語り、会場に温かい雰囲気が漂いました。

最後に、プラン・インターナショナルは全ての人に平等な権利を保証するため、世界各国で支援を続けていくことに力を入れています。参加者全員が多様性を尊重し、共に理解を深め合う意識を持つことが未来を変える第一歩であることを再認識させられるイベントでした。


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