知って・感じて・使える色の本
新たに登場した2冊の実用書『イメージがふくらむもっと好きになる青の世界』と『イメージがふくらむもっと好きになる赤の世界』が4月15日に発売されます。この本は、色とその周囲の文化や心理を深く掘り下げ、私たちが日常的に触れるものを通じて色の意味を知ることができる内容となっています。
色の本の概要
本書は、株式会社ナツメ社が発行し、色彩学の専門家である宮﨑純子さんが監修しています。彼女は日本色彩学会の代議員としても知られ、多くの教育機関や企業において色彩の指導を行っています。この2冊は、それぞれ青と赤に特化しており、色にまつわるさまざまな情報が詰め込まれています。
青の世界
PART1 青いモノでは、空や海、花そして工芸品にいたるまで、青に関するさまざまな物事が取り上げられます。これにより、青色が持つさまざまな側面を知ることができ、創作のアイデアを広げる助けになります。
PART2 青いことばでは、青に関連した言葉や表現が紹介され、色の持つコミュニケーションの力を実感できるでしょう。
PART3 青の色彩心理では、青が与える影響や気分の変化についての解説があり、色彩心理の活用方法を学ぶことができます。特に、青がもたらす安心感や落ち着きを知ることで、ビジネスシーンや日常生活にも応用できそうです。
赤の世界
同じく、
赤の世界も魅力でいっぱいです。
PART1 赤いモノでは、山や海、野菜や動物、さらにはアートに至るまで赤に関連した物事が幅広く取り扱われ、赤の豊な表現力を探求します。
PART2 赤いことばは、赤にまつわる言葉や表現を紹介し、色の意味をより深く理解する手助けとなります。
PART3 赤の色彩心理では、特に情熱や興奮を与える赤の性質についての解説がなされ、色の持つ力が織りなす感情の変化に目を向けることができます。
使えるポイント
この書籍の大きな特徴は、実用性に優れたポイントが多いことです。配色に役立つカラーイメージや、CMYK・RGB・Webカラーといった数値データも収載しており、デザインやアート制作に役立つガイドとしても活用できるのが魅力です。
また、色彩心理の活用例が示されており、個人やビジネスシーンでどう色を使うべきかという具体的な指針を提供しています。更には、カラーチャート的に利用できる「色の色名図鑑」も収録しており、色を学ぶ際の参照にもなります。
書籍情報
『イメージがふくらむもっと好きになる青の世界』および『イメージがふくらむもっと好きになる赤の世界』は、各1,870円(税込)で、208ページのオールカラーです。興味のある方は是非、書店やオンラインで手に取ってみてください。
色の世界を一歩踏み出し、新たな視点で色を楽しむための一冊が、あなたを待っています。心ゆくまで青と赤の魅力に浸り、色を身近に感じてみてはいかがでしょうか。