映像伝送ソフト受賞
2025-04-22 10:53:22

TBSとWOWOWが共同開発した映像伝送ソフトが技術振興賞を受賞

TBSとWOWOWが共同開発した映像伝送ソフトウェア「Live Multi Studio」が受賞



映像制作業界に革新をもたらすTBSとWOWOWの共同開発による映像伝送ソフトウェア「Live Multi Studio」(LMS)が、一般社団法人映像情報メディア学会から第52回・2024年度技術振興賞の進歩開発賞を受賞しました。この受賞により、LMSの技術的革新と実用性が高く評価されたことを改めて証明しました。

技術振興賞とは


今回授与された技術振興賞・進歩開発賞は、映像情報メディアの現場におけるシステムやデバイスの改良、あるいは優れた運用・技術管理面での考案に与えられるもので、実用性及び顕著な効果が求められます。この賞を受けたLMSは、まさにその条件を満たすソフトウェアです。

Live Multi Studio(LMS)の独自の特徴


LMSは、一般的なインターネット回線を活用し、従来の放送クオリティを実現する独自の映像伝送ソフトウェアです。その主な特徴は以下の通りです。
  • - 超低遅延の映像伝送: これにより、リアルタイムに近い操作が可能となり、放送業界でのニーズにも応えています。
  • - ポートの開放不要: 簡単に接続ができるため、現場での手間を大幅に削減しています。
  • - 制御信号の送信: 映像や音声だけでなく、各種制御信号を送受信することも可能で、幅広い用途に対応します。
  • - 特許技術「Multi Latency」: TBSが保有するこの特許により、低遅延での通信が実現され、より多様な使用シーンに適応できます。

このような革新的な機能によって、LMSはリモートプロダクションや簡易中継などのプロフェッショナルな映像制作の現場で活躍しています。

幅広い利用分野


LMSの導入によって、多くの業界で新たなビジネスチャンスが生まれつつあります。映像制作業界だけでなく、VTuber事業、イベント、またメディアアートなど、さまざまな分野から注目を集めており、その汎用性は今後ますます広がることが期待されています。特に、遠隔からの機器操作や、リモート環境でのプロダクションは、今後の映像制作現場に新たな可能性を与えるでしょう。

今後の展望


株式会社WOWOWとTBSテレビは、今後もLMSの機能をさらに向上させるため、様々なアップデートを計画しています。映像制作におけるパートナーシップを深化させることで、新たな技術革新を目指し、業界におけるリーダーシップを発揮していく姿勢を見せています。

公式サイトや紹介動画も合わせてチェックし、最新情報を入手してください。


問い合わせ先としては、株式会社WOWOW広報・IR部および株式会社TBSテレビメディアテクノロジー局が挙げられており、興味を持たれた方はぜひご連絡を。

私たちは今後の「Live Multi Studio」の成長と革新に期待を寄せています。


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