映画撮影監督育成
2025-09-09 09:40:23

文化庁が支援する新たな映画撮影監督育成プログラム始動

国際的な舞台へ!映画撮影監督の新たな道



文化庁が令和7年度「クリエイター等支援事業」として、日本映画撮影監督協会(JSC)に新たな育成プログラムを託しました。このプロジェクトの主な目的は、国際的な舞台で活躍できる映画撮影者を育成することです。目指すのは、一貫した長期的な支援のもと、プロの技術を磨き、さらに大きな市場へと羽ばたく機会を提供することです。

JSCの新たなミッション



JSCに課された役割は、すでに業界で活躍しているプロフェッショナルな撮影監督の国際的なフィールドでの活動を支援することです。具体的には、世界中のクリエイターとの交流を促進し、グローバルな視野でのトレーニングを通じて、次世代映像人材の力を高めることを目指しています。

このプログラムは以下の三つの理念に基づいています。

1. 国際的影響力を持つ撮影監督の育成 ー 世界で通用するスキルと視野を持つ技術者を育てます。
2. 部門を横断するリーダーシップ ー 異なる分野の知識を融合し、リーダーシップを発揮できる人材の育成。
3. 効率的かつ高い実行力の涵養 ー 実際の現場で求められる実行力を養います。

マスタークラスの開催



毎年行われる「マスタークラス」は、本プログラムの重要な要素です。これにより、次世代の映画撮影のプロフェッショナルが育成され、国際的な舞台での活動が期待されています。求められるのは、専門的な知識だけでなく、情熱や学習意欲、高い目的意識、国際的なコミュニケーション能力です。

2025年1月には著名な撮影監督、Seamus McGarvey氏とBalazs Bolygo氏を招いたマスタークラスが予定されています。これらのクラスは、受講者にとって貴重な体験となり、キャリアの大きな一歩となるでしょう。

企業との連携



本プロジェクトは、SONYやLeitz、Netflixなどの国内外の企業の協力を得ています。JSCは、業界の枠を超えた外部機関や教育機関との提携を検討しており、アメリカ撮影監督協会(ASC)や欧州連合の撮影監督団体ネットワーク(IMAGO)との国際協力も視野に入れています。

おかげさまで、このネットワークはますます広がりを見せており、今後も新たな取り組みが予定されています。

今後の展望



2025年度には、次のような企画が待っています。
  • - タイでのマスタークラス共同開始
  • - 韓国・釜山国際映画祭でのシンポジウム開催
  • - 欧米からの講師を招き、京都でのマスタークラス実施

これにより、国際的な舞台で活躍する撮影監督の育成が加速されます。私たちはこのプログラムを通じて、幅広い社会への訴求を続け、新しい映像の世界を切り開いていきます。

お問い合わせ先



日本映画撮影監督協会
公式ホームページ: こちら
所在地: 東京都世田谷区成城1-4-1 東宝スタジオ オフィスセンター2F
電話: 03-6411-1690
ファックス: 03-6411-1691
メール: info@thejsc.net

私たちの取り組みにぜひご注目ください!


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