トークイベント概要
2025年4月17日(木)に『いま伝えたい、目の前の命に向き合うストーリー』をテーマにしたトークイベントが開催されます。多くの申し込みを受け、会場が「ふれあい貸し会議室 渋谷No77」に変更され、なんとオンライン配信も行われることとなりました。
このイベントでは、人気医療漫画『コウノドリ』の作者である鈴ノ木ユウ氏と、特定非営利活動法人ジャパンハートの創設者で小児外科医の吉岡秀人氏が登壇します。二人は、命に向き合う医療の意義を深く掘り下げ、医療現場での経験や感動的なストーリーを共有します。
現場の葛藤と感動の瞬間
鈴ノ木ユウ氏の作品『コウノドリ』は、実際の産科医療を題材にしたもので、多くの人々の心を動かしてきました。彼の描くストーリーは、現場で過酷な選択を迫られた医療従事者たちの姿を通じて、多くの感動を呼び起こしてきました。登壇する吉岡氏も、30年以上にわたり途上国の医療支援を続けてきた経験があり、その中で数々の命に出会い、別れ、感動を味わってきたと語ります。
ジャパンハートの挑戦
さらに、このイベントはジャパンハートが日本の医療現場から開発途上国の医療格差をなくすことを目指す大型クラウドファンディングプロジェクトのファイナルイベントでもあります。彼らが進めているのは、2025年10月にカンボジアに開設予定の「ジャパンハートアジア小児医療センター」。この医療センターは、貧困層の子どもたちに平等な医療を提供し、小児がんの無償治療や現地医療人材の育成を強化することが目的です。
参加方法とイベント詳細
会場へのアクセスは、JR渋谷駅から徒歩2分という便利な立地です。参加費は無料で、事前申し込みが必要です。オンライン配信の視聴も可能なので、都合がつかない方もぜひチェックしてみてください。申し込みは公式ウェブサイトから行えます。
鈴ノ木ユウと吉岡秀人のプロフィール
鈴ノ木ユウ氏は、2011年に『おれ達のメロディ』で初連載デビューを果たし、いまでは『コウノドリ』の作者として知られています。また、吉岡秀人氏は、1995年から医療活動を開始し、ジャパンハートを設立して以来、国内外で多くの医療支援を行ってきました。彼らの言葉には、苦しむ子どもたちのために何ができるかという強い思いが込められています。
イベントの意義
このトークイベントは、ただの対話の場ではなく、命の大切さや医療の現場での真剣な思いを再認識する機会でもあります。自らの経験から生まれたストーリーを通じて、多くの参加者に感動と希望をもたらすことでしょう。多様な立場の方々が参加し、医療の未来を考える良い機会となるでしょう。