株式会社ディー・エル・イーと日本アジア投資、業務提携で新たなステージへ
株式会社ディー・エル・イー(以下、DLE)が、同じく東京都千代田区に本社を構える日本アジア投資株式会社との業務提携を発表しました。今回の提携によって、両社は最大3億円を調達し、AIスタジオの設立や新規IP(知的財産)の取得に取り組むことを明らかにしています。これにより、日本のアニメの海外での展開と地方の活性化に寄与することを目指しています。
DLEは、IPとテクノロジーを組み合わせた映像コンテンツ制作に力を入れています。特に、自社のキャラクターやFLASHアニメを駆使して、コンテンツ業界でのリーダーシップを発揮しています。また、AIを取り入れた「AI VTuber」の制作でも先陣を切っており、AIとIPの新しい可能性を広げています。今回の業務提携を契機に、DLEはAIスタジオを設立し、アニメ制作の生産性向上に取り組むことで、コンテンツ制作を加速させる計画です。
今後のビジョンとして、DLEはAIキャラクター事務所の設立を目指し、新しいIPの取得を重ねていきます。これらのIPを活用し、多数のAIキャラクターを制作することにより、様々な行政とのタイアップを進め、地域活性化にも寄与することが期待されています。
DLEは、これまでも「秘密結社 鷹の爪」といった多様なIPを開発してきた実績があります。今の時代において、エンターテインメントの提供方法は多様化しつつあります。DLEは、これらの新たな取り組みによって、日本のコンテンツ業界でのリーダーシップをさらに強化し、エンターテインメントを日本からグローバルに発信していくことでしょう。
日本アジア投資株式会社のプロフィール
日本アジア投資株式会社は1981年に設立され、証券コード8518で東京証券取引所のスタンダード市場に上場しています。企業理念に基づき、様々な投資事業を展開し、今後の成長を見据えた経営を行っています。
株式会社ディー・エル・イーのプロフィール
DLEは2001年に設立され、証券コード3686で同じく東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。幅広いエンターテインメント事業を展開しており、2019年に朝日放送グループの一員となりました。近年は、国際的なビジネス拡大を踏まえて、種々の戦略を実行しています。特に、2023年には韓国にDLE KOREAを設立し、2024年にはiNKODE JAPANも設立予定です。
DLEと日本アジア投資の提携は、アニメ制作と地域活性化の新たな可能性を開拓する大きな一歩となるでしょう。今後の展開に注目です。