映画『兄を持ち運べるサイズに』公式シナリオブック発売決定
株式会社CEメディアハウスより、柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかりらが出演する映画『兄を持ち運べるサイズに』の公式シナリオブックが、10月31日に全国の書店およびネット書店で発売される。
このシナリオブックは、映画の脚本を完全に収録しているほか、カラーの場面写真も多数掲載されている。映画の完成試写後には、監督の中野量太氏と原作者の村井理子氏による対談も収録されており、創作の過程や映画に込められた思いを深く理解できる内容となっている。映画と合わせてシナリオブックを手に取ることで、より一層作品を楽しむことができるだろう。
映画『兄を持ち運べるサイズに』は、ある日突然、主人公である作家の理子が、何年も会っていなかった兄の訃報を受け取り、兄の人生を終えるために家族が集まる物語である。理子は兄の元妻や子どもたちと共に、てんてこ舞いの4日間を過ごすことになる。この物語は、兄の存在とその影響がどのように家族に影響を与えるのかを描いており、観客に深い感動を与えるだろう。
中野監督は、本作品が家族の実話に基づいていることから、家族の絆や愛を深く掘り下げて描写することを目指したと語っている。監督の『浅田家!』以降、再び家族をテーマにした作品を手がけることで、さまざまな感情が交錯するドラマを創造している。
公式シナリオブックの中では、中野監督が大切にしている「出てくる人たちが愛おしくて笑ってしまう」という要素も浮き彫りにされている。村井理子氏は、作品を通じて家族の姿を信じ、温かい思いに浸ることの大切さを語っている。
書誌情報
- - タイトル: 兄を持ち運べるサイズに シナリオブック
- - 著者: 中野量太
- - 判型:四六判
- - ページ数: 156P
- - 定価: 1650円(税込)
- - 発売日: 2025年10月31日
- - ISBN: 978-4-484-22132-8
さらに、映画自体も新たな感動を与えること必至で、2025年11月28日より全国公開される。すでに『第30回 釜山国際映画祭』や『第38回 東京国際映画祭』に正式出品されたことでも注目を集めており、多くのファンがその公開を待望している。
公式サイトには、映画の最新情報や予告動画も掲載されており、ファンはそちらもチェックすることをお勧めする。映画が持つ力強いメッセージと心温まる家族の絆を、ぜひ映画館で体験してほしい。