福岡でのアフレコワークショップが再び開催
先日、福岡にて大人気のアフレコワークショップが開催されました。このイベントは、株式会社アプラが運営するVoice Planetが主催し、アニメ監督の谷田部勝義氏を講師に迎えて行われました。昨年の成功を受けた今回のワークショップは、参加者からの反響を受けて第2回目の開催が実現しました。
参加者数が増加し、盛り上がりを見せる
初回のワークショップでは約20名の参加がありましたが、今年はその倍以上の40名以上の方々から参加の申し込みを受け、最終的には3部構成で30名以上の参加者が集まりました。昨年参加した方と初めて参加される方を分けることで、それぞれの経験に応じたより良い学びを提供しました。
異なるアニメ作品でのアフレコ体験
今年のワークショップでは、初参加者の方々には動物アニメが用意され、昨年も参加した方々には谷田部氏が手掛けたロボットアニメのシナリオが提供されました。特に、ロボットアニメは参加者の中に子供の頃から観ていた方もおり、非常に楽しんでアフレコに挑戦されていました。また、手書きの台本も登場し、参加者は思い出深い作品の資料に触れることで感動を覚えた様子が印象的でした。
アフレコの他にも貴重な体験を
ワークショップはアフレコだけにとどまらず、谷田部氏の経験談や声優としての心得についての講義も行われました。参加者の多くから「勉強になった」という感想が寄せられており、実践的な経験とともに多くの知識を得ていました。
参加者の生の声
参加者の皆さんから寄せられた感想の一部を紹介します。ある初参加の方は、「緊張していましたが、楽しくアフレコを体験できました」と述べ、また別の方は「子供の頃によく観ていたアニメだったので、本当に楽しかったです」とのことでした。さらに別の参加者は、アフレコを通じて「裏の感情や描写を読み取ることの大切さに気づかされた」と感じたと話していました。初めてアフレコを体験した方々の感想には、楽しさや学びが詰まっていました。
谷田部勝義氏の印象的なコメント
ワークショップ後、谷田部氏は参加者について「みんなのキラキラした表情が印象的でした。緊張が解けるにつれて、より活き活きとした表現が見られ、私も嬉しく思いました」とコメントしました。このように、多くの参加者が初めてのアフレコ体験を楽しんで学んでいただけたことを嬉しく思っている様子でした。
谷田部勝義氏について
谷田部氏は、「ヤッターマン」の制作進行からキャリアをスタート。その後、「名探偵コナン」や「るろうに剣心」にも関わるなど、数多くの著名な作品で活躍してきました。また、彼は様々なジャンルの作品の監督も務め、幅広い分野で多年間にわたり第一線で活動を続けています。特に児童向けアニメに多く携わっており、アットホームな作風が特徴的です。現在は大阪芸術大学の教授として、次世代の声優育成にも尽力しています。
Voice Planet(ボイスプラネット)について
ボイスプラネットは、「声を活かした活動がしたい」という思いを体現するプロジェクトです。初心者からでも活動できる環境を整え、プロデューサーやクリエイターがそのサポートを行います。声優だけでなく、ナレーションや舞台など、幅広い声を活かした分野での活動が可能です。継続した活動のためのサポートや、仲間との交流を重視しており、参加者が安心して声優活動を行うことができる環境を整えています。
このように、声優ワークショップは参加者にとって貴重で素晴らしい体験の場となっています。次回の開催にも期待が高まります。