M-1芸人くるまが語る南アジア縦断の全記録と新展開
新たなテレビの形を提供する「ABEMA」から、2025年12月14日に放送された『世界の果てに、くるま置いてきた』第12回が話題を呼んでいます。この番組は、著名なゲストを世界の果てに置き去りにし、リアルな旅の様子を通じて「人はなぜ旅をするのか?」というテーマに迫るドキュメンタリー・バラエティ番組で、多くの視聴者から注目を集めています。
これまでの放送では、実業家の西村博之(ひろゆき)と俳優の東出昌大がアフリカや南米横断に挑戦してきました。しかし、最新回の第3弾では、令和ロマンというお笑いコンビのくるまが南アジア縦断の旅に出ています。移動手段はローカルのバスやヒッチハイクに絞られ、彼らの挑戦がいかに展開するのかが見どころです。
番組内容の詳細
今回の放送では、バングラデシュやインドを巡ったくるまが、ひろゆき、東出昌大と共に旅のゴールとしてブータンの王宮に向かいました。12日間にわたる南アジアの旅がついに終息を迎える瞬間、視聴者はドキドキの展開を見守りました。
放送の前日、彼らはワールド・ミュージック・デイに開催されていた音楽フェスに参加するため、現地の日本人JICAスタッフと出会います。そこで、くるまが初の海外アーティストとして参加する可能性を模索し始めます。オーガナイザーは「英語でパフォーマンスしてほしい」とのリクエストをする中、くるまは英語でのネタを急きょ考えることになります。
一方で、ひろゆきはその挑戦を横から見守りつつ、「自分がやると思うと寒気がする」と不安に感じている様子でした。他の出演者たちもくるまの挑戦に驚きを隠せず、東出さえもその強さを称賛しました。しかし、結局オーガナイザーから出演不可の通知が届き、「国王の許可が必要」と告げられてしまいます。くるまは「王様がおっしゃるならしょうがないですよね」と少し安堵しつつも微笑みました。
カラオケでの奮闘
旅の後、彼らはカラオケバーへと向かい、満足のいかないフェスの代わりにカラオケでのリベンジを図ります。普段「カラオケは大嫌い」と語るひろゆきと東出ですが、くるまの熱意に引き込まれ、主題歌『ウィーアー!』を力いっぱい歌唱します。
しかし、そのパフォーマンスは周りの客の注目を集めることには至りませんでした。そこで、くるまは外で一人猛練習を重ね、その後Creepy Nutsの名曲『Bling‐Bang‐Bang‐Born』をラップで披露。これが見事にハマり、現地の客たちを大いに盛り上げます。この奮闘はSNS上でも「すごい!」「コミュ力すげえ!」など、多くの反響を呼びました。
さらに、ディレクターの大前プジョルジョ健太も刺激を受け、マイクを持ってサンボマスターの『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』を熱唱。店内は盛り上がり、思わず東出もその光景に感心する一幕もありました。
東出昌大の自己回顧
旅の最終日、早朝にランニングを始めた東出は、かつての自分を振り返り、「怠惰な生活をしていた」と告白します。そして、日常の刺激を求める重要性に気づいたことを語りました。一体、彼は何を手に入れたのか、旅のゴール地点に向かう彼らの運命はいかに?
南アジアの旅の終わりには何が待っているのか、視聴者は今後の展開に目が離せません。今回の『せかはて』南アジア編の完結を、ぜひお見逃しなく。
視聴について
本番組は放送後7日間、見逃し視聴が可能です。詳細はABEMAの公式サイトでご確認ください。今後も新たな旅の模様をお楽しみください。