芸術の粋を堪能する特別な二人会
2026年1月28日、東京の芝浦文化財団ホール「Espace 宏」にて、
第一回 清元延寿太夫 常磐津文字兵衛 二人会が開催されます。この公演は、日本の伝統的な浄瑠璃の二つの流派、清元節と常磐津節がひとつの舞台で織りなす特別なイベントです。主催者である清元延寿太夫と常磐津文字兵衛は、「レコードには裏面(B面)があるように、私たちはB面世代なんですよ」と語ります。この言葉が示すように、彼らは新たな挑戦を通じて、舞台芸術の新しい可能性を切り開こうとしているのです。
歴史と音楽の融合
清元節は、初代・清元延寿太夫によって創始され、物語を三味線の伴奏で語る浄瑠璃の一種です。この芸は、平成26年には国の重要無形文化財に指定されるほどの価値があります。一方、常磐津節は、豊後節が江戸幕府の弾圧によって壊滅した後、初代常磐津文字太夫によって1727年に創設されました。演劇的な台詞回しや力強いリズムを特徴としており、清元節とは近しい親戚の関係にあります。今回の二人会では、その両方のスタイルを同時に楽しむことができる絶好の機会です。
贅沢な空間での体験
「Espace 宏」は、一般には公開されていない特別なサロン空間で、静けさに包まれています。この空間で、清元節と常磐津節の響きを心ゆくまで堪能できることは、観客にとって極めて贅沢な体験となるでしょう。公演は昼と夜の二部構成で、昼の部は13時開演、夜の部は18時開演です。どちらの部も、開場時間には早めの受付が行われ、観客は落ち着いた雰囲気の中でパフォーマンスを待つことができます。
詳細情報
開催概要
- - 日時: 2026年1月28日(水)
- - 場所: 芝浦文化財団ホール「Espace 宏」
- - 住所: 東京都中央区銀座3-5-9 ShibauraCrystal(シバウラクリスタル)銀座
- - 入場料: 1万円(全席自由)
- - 前売り開始日: 2025年12月8日
この特別な二人会は、日本の伝統芸能を愛する人々にとって、見逃せないイベントです。歴史ある音楽の響きが新たな魅力で重なり合う瞬間を、一緒に体験しましょう。新しい形で再生された日本の伝統芸能に、ぜひご期待ください。清元延寿太夫と常磐津文字兵衛が織りなす特別な夜を、皆さんのご参加をお待ちしております。