待望の重版!『オーブリー・ビアズリー』の魅力が甦る
株式会社パイ インターナショナルが、2013年に販売した『オーブリー・ビアズリー』の重版を11年ぶりに発表しました。この書籍は、世紀末イギリスに生まれ、独特のデザイン力で数々のアートシーンに影響を与えた「鬼才」オーブリー・ビアズリーの作品を収めています。ビアズリーはその短い生涯の中で25歳という若さで亡くなりましたが、彼の作品は今なお多くの人々に愛され続けています。
ビアズリーの特異性と影響力
ビアズリーは、その巧みなデフォルメと独創的なデザインで、特にアートの分野で高く評価されています。彼のスタイルは、彼をはじめとする多くの画家やデザイナーに影響を与えました。日本でも、手塚治虫や資生堂のデザインにビアズリーの影響が色濃く見受けられます。特に、日本の漫画やアートにも彼のデザインが反映されている点が注目されます。
書籍概要
重版された『オーブリー・ビアズリー』は、B5判のソフトカバーで296ページにわたるフルカラー版です。定価は本体3,000円(税別)で、ISBNは978-4-7562-4417-8です。重版分からは価格が少し改定されますが、それでも内容の充実さからその価値は確保されています。
解説・監修は美術評論家の海野弘氏によって行われており、彼の広範な知識と独自の視点によって、ビアズリーの作品が深く掘り下げられています。海野氏は、1939年生まれで早稲田大学ロシア文学科を卒業後、美術、映画、音楽、文学などの多様な分野において執筆活動を続けており、その深い理解が本書にも色濃く反映されています。
本書の魅力
この作品集では、ビアズリーの代表作から未発表作品まで、多彩なアートが収められています。一枚一枚がビアズリーの独特な視点と巧みな技術を持っており、彼の作品を愛する人々にとってはまさに宝物となるでしょう。この新たな重版は、彼の難解な美をより多くの人々に伝えるきっかけとなること間違いなしです。
購入方法
『オーブリー・ビアズリー』に関するお問い合せは、株式会社パイ インターナショナルまで。他にも特設ページが用意されているので、詳細を知りたい方はぜひ訪れてみてください。さまざまなSNSでも彼の魅力を探求することができます。
重版の発売日は2025年2月17日です。ビアズリーの独特の世界観を再体験したい方や、初めて彼の作品に触れる方は、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。