地域密着型食育イベント『ざこばの朝市』が万博出展へ

地元の魅力を発信する『ざこばの朝市』

地域密着型の食育イベント「ざこばの朝市」が、大阪・関西万博EXPO2025に出展することが決定しました。このイベントは、地域の子どもたちにお魚の魅力を伝えることを目的に、14年前から続いており、次回は9月28日に第56回目の開催を迎えます。毎回、約8000人の来場者で賑わうこのイベントは、大阪市を代表する名物行事として広く知られています。

『ざこばの朝市』は、参加者が普段はライバルである市場の出店者たちが、同じ目標のもとに集まる特別な日でもあります。「一緒に市場を盛り上げ、より多くの人にお魚を好きになってもらう」という思いのもと、それぞれの自慢の魚介料理を提供し、セリ体験や人気のマグロ解体ショーを実施します。また、地域のダンスチームや音楽隊も参加し、パフォーマンスを披露。地域全体で盛り上げる一大イベントに成長しています。

EXPO2025での特別な体験

来る9月6日（土曜日）、『ざこばの朝市』は大阪・関西万博EXPO2025で特別に出展します。午前11時からと午後2時からの2回にわたり、充実したプログラムが用意されています。内容は以下の3部構成です。

1. 食への「いただきます」の心を伝える講演会
大阪市福島区長の挨拶に続き、株式会社三恒の企業理念に基づく「食事の前の“いただきます”の心を大切にする」ことについての講演が行われます。食育の重要性を再認識する機会となるでしょう。

2. マグロの解体ショー
大阪市中央卸売市場の実行委員と共に行うこの解体ショーでは、関西弁による軽妙なトークを交えながら、参加者はマグロの生態を学ぶ貴重な体験ができます。ユーモアを交えつつも、食の大切さを感じられるイベントです。

3. マグロのお寿司の試食会
午前と午後合わせて300名に、特製のマグロ寿司を味わってもらいます。食事の前には皆で「いただきます」と感謝の意を表す特別な瞬間を共有します。

カラフルな記念品と共に

さらに会場では、万博出展を記念してオリジナルのうちわが無料配布されます。この機会に『ざこばの朝市』の認知度を広め、多くの方に楽しんでもらいたいという思いが込められています。イベントに参加することで、新しい出会いや体験が待っていることでしょう。

私たちは、皆様の参加を心よりお待ちしております。是非、多くの方々にご来場いただき、地域の魅力を感じていただけると幸いです。