世界的ピアニストRINAが待望の新作を発表
世界的に知られるジャズピアニストのRINAが、新作アルバム「JOKER」を2025年12月3日にリリースすると発表しました。また、アルバムのタイトル曲からの先行シングルとして「Joker - Part III Black」が既に配信を開始しています。この作品は彼女の音楽キャリアにおける新たなマイルストーンとなるでしょう。
RINAの音楽的背景
RINAは2020年に小曽根真プロデュースの元、デビューアルバム「RINA」を発表し、いきなり「第13回CDショップ大賞2021 ジャズ賞」を受賞しました。彼女のデビューはジャズ界に鮮烈な印象を与え、その後の活動も目覚ましいものとなっています。
今年もオスカー・ピーターソン生誕100周年を記念するコンサートに参加し、国際的な評価を得ています。さらにはTBSの情報番組『THE TIME,』への出演など、音楽だけでなくメディアからの注目も集める存在となっています。
アルバム「JOKER」の魅力
新作「JOKER」はトリオ編成による全9曲のオリジナル作品で、RINA自身がピアノを演奏し、井上陽介がベース、木村紘がドラムを担当します。このアルバムの特筆すべき点は、タイトル曲「JOKER」が三部構成となっており、それぞれのパートが異なる音楽的世界を描き出していることです。音楽に込めた感性が、現代の情景を切り取るような形で表現されています。
「Joker - Part III Black」はその最終章にあたる楽曲で、ドラマティックな展開が印象的です。トラディショナルなジャズに現代的なアプローチを融合させたサウンドはまさに唯一無二。力強さと繊細さが共存した演奏が、聴く人の心を魅了します。
先行配信とライブ情報
「Joker - Part III Black」は現在、各音楽配信サービスにて聴くことができます。また、アルバム発売に向けたライブイベントも計画されています。5周年記念として開催されるプレリリースライブは、2025年11月25日に東京・丸の内のCOTTON CLUBで行われる予定です。このライブでは新作アルバムの音楽が初めて披露される機会となるでしょう。
さらに、2026年1月11日には、渋谷のJZ Bratにて、アルバム発売記念コンサートも実施されます。こちらも大きな注目を集めるイベントになること間違いなしです。
RINAの今後に期待
RINAは国立音楽大学でジャズピアノを学び、その後バークリー音楽大学への入学を果たしました。彼女の音楽的な才能は国際的にも評価され、過去にはオバマ大統領の夫人の前で演奏を行ったこともあります。また、彼女の活動は国際的な舞台にも広がっており、日本国内外での公演はもちろん、メディア出演も精力的に行っています。
新作アルバム「JOKER」のリリースは、RINAのさらなる成長と、ジャズ界におけるその影響力を示すものとなるでしょう。ファンはもちろん、音楽シーン全体が彼女からの新しいインスピレーションを期待しています。これからの彼女の活動に、ぜひ注目してみてください。