松井康真が贈る昭和のプラモデル展、姫路市で特別開催

松井康真氏のプラモデルの世界を探る

令和7年11月1日から12月24日まで、姫路市書写の里・美術工芸館で「秋季特別展昭和の歴史的プラモデル・松井康真の世界」が開催されます。この展覧会は、元テレビ朝日アナウンサーであり、プラモデルメーカー・タミヤの模型史研究顧問でもある松井康真氏が、昭和時代に収集した貴重なプラモデルや関連資料を約800点展示するものです。

松井康真氏の経歴と活動

松井康真氏は富山県南砺市出身で、東京工業大学を卒業後、1986年にテレビ朝日へ入社しました。「ミュージックステーション」や「ニュースステーション」など多くの人気番組に出演しており、その後も報道局に移って多様な役割をこなしました。2023年にテレビ朝日を退社した後、個人事務所「OFFICE ユズキ」を立ち上げ、プラモデル業界での活動を続けています。

展示内容の魅力

この特別展では、映画やテレビ番組のために制作されたジオラマや、数々の歴史的プラモデルを見ることができます。特に注目されるのは、昭和46年に発売されたプラモデルの箱絵を再現したジオラマや、昭和44年に販売された平等院鳳凰堂を用いた150分の1スケールの作品です。また、2000年、2001年に企画されたプラモデル関連の書籍や展覧会の編集や企画に携わった松井氏ならではの作品も展示される予定です。

展示会はただの作品の鑑賞に留まらず、松井康真氏による展示解説トークも行われます。このトークは、11月1日（土曜日）の午後1時から午後2時まで開催される予定で、先着50名の参加者が対象です。松井氏が直接、作品の魅力や見どころについて解説してくれる貴重な機会です。

ナイトミュージアムツアー

さらにイベントも盛りだくさん！ナイトミュージアムツアーも開催され、11月22日と23日の両日、午後6時から午後6時40分までの間に、当館スタッフとともに夜の展示会場を巡りながら作品を鑑賞することができます。こちらは各回20名の定員があり、参加希望者は往復はがきまたは申し込みフォームからの事前申請が必要です。

この特別展は、プラモデル愛好者のみならず、昭和の文化や歴史に興味のある方々にとっても魅力的なイベントと言えるでしょう。プラモデルという形で過去の歴史を感じることができるこの展覧会、是非お見逃しなく！

参加には入館料がかかるため、詳しくは公式サイトで確認してください。貴重な作品を通じて、昭和という時代の魅力を再発見する絶好の機会です！