児童虐待防止に向けたオレンジシンボル運動の拡大
株式会社中広とその関連団体であるCHUCOgroupは、児童虐待防止を目的とした「にっぽんオレンジシンボル運動」を展開中です。この取り組みは全国の象徴的な場所を対象にしており、オレンジ色でライトアップすることで、児童虐待防止の重要性を浸透させようとしています。今年は全国で過去最高の1,500件以上の賛同を得るという成果を上げました。
189番の認知を高める意義
特に注目されるのは、児童相談所の虐待対応ダイヤル「189番(いちはやく)」の認知向上を目指すことです。日本国内では、令和5年度に児童相談所への虐待相談件数が226,509件に達し、前年よりも1万件以上も増加しています。このような現状を打開するために、189番を多くの人が認識し、利用することが求められています。
全国で行われる・オレンジライトアップ
今年の「にっぽんオレンジシンボル運動」は、北は北海道から南は沖縄まで47都道府県全てで行われています。中部電力MIRAI TOWER(名古屋市)、白川郷の合掌造り集落、国宝彦根城など、知名度の高いスポットたちがオレンジに染まり、地域の人々が児童虐待防止の意識を新たにする機会となっています。市民や企業、行政が一体となって活動する様は、地域全体での啓発に寄与しています。
多様な啓発手法の展開
CHUCOgroupは、児童虐待防止のための活動を多角的に展開しています。2018年からスタートした情報誌を介した活動を基に、昨年からは「189のうた」を制作し、小学校での活用を進めるなど、教育現場へのアプローチも行っています。また、中高生による演劇部の公演でも189番をテーマにした作品が上演され、地域文化への浸透も図っています。
未来に向けたコミットメント
「にっぽんオレンジシンボル運動」は単なるキャンペーンではなく、日本中から児童虐待を根絶するための長期的な取り組みとして位置づけられています。今後も地域みっちゃく生活情報誌グループのネットワークを活かし、年間1,250万部以上の発行を予定しており、さらなる認知向上に努めていく方針です。私たちの活動は、次世代の子どもたちへ安全で安心な社会を実現するための大切な一歩です。
お問い合わせ
本運動に関する詳細や参加方法については、中広の広報・マーケティングへお問い合せください。連絡先は以下の通りです。
私たちの取り組みを通じて、多くの人々が児童虐待防止に関心を持ち、行動を起こすきっかけとなることを願っています。