SMAPのカラオケランキング、令和の高校生の反応
今年の7月9日は、SMAPの元メンバーであり、多才な草彅剛さんの51歳の誕生日です。アイドルとしてだけでなく、俳優や歌手としても広く知られる彼ですが、現役の高校生たちが入手できる情報は限られています。2016年に解散したSMAPは、若者にとってどれほど身近な存在なのでしょうか?それを探るため、マーケティング情報サイト「放課後NEWS」が行ったアンケート調査の結果に迫ります。
SMAPの曲を歌う高校生は約48%
調査によると、全国の現役高校生の48.3%が「カラオケでSMAPの曲を歌う」と答えました。この数字は驚くべきものではありません。なぜなら、SMAPの代表曲「世界に一つだけの花」は多くの学校の音楽の教科書に載っているため、幼少期からの親の影響でこの曲を知っている生徒が多いからです。「歌えるけれど、周りが知らない曲なだけにカラオケでは歌えない」という意見もあり、世代間のギャップを感じさせる調査結果となっています。また、51.7%が「世代ではないから」と回答しており、SMAPに対する認識が世代間で異なることも分かりました。
TOP10の中で人気の曲は?
今回は、その48.3%の高校生に「カラオケで歌うSMAPの曲」を尋ねてリストを作成しました。やはり、注目すべきは1位の「世界に一つだけの花」です。音楽の教科書で有名なこの曲は「誰もが知っているから歌いやすい」との意見が多く、歌う際の安心感を与えています。皆が知っている曲を選ぶことで、場の空気が冷えることのないようです。
2位には大ヒット曲の「夜空ノムコウ」がランクイン。この曲も男女問わず「歌いやすい」という声が多く、「オシャレなメロディ」であるがゆえに、特に女子高生からの人気を集めました。さらに、3位に選ばれた「らいおんハート」も、歌唱しやすくて感情に訴える歌詞が魅力で、多くの高校生の心に残っているようです。
驚くべきことに、これらの楽曲のうち上位3曲はすべてバラードであり、合計で約50%の回答を占めています。バラードの人気は、現役高校生の音楽の楽しみ方に影響を与えているようです。
若者に愛されるSMAPの魅力とは
その他、4位の「青いイナズマ」、5位の「SHAKE」、6位の「がんばりましょう」、そして8位の「$10」など、アップテンポな曲もラインナップに名を連ねています。「とにかく盛り上がる」というコメントが多く、カラオケでエネルギーを発揮したい高校生にはぴったりの選択です。
さらに、7位にはなんとSMAPのデビュー曲「Can't Stop!! -LOVING-」がランクインしました。1991年にリリースされたこの曲は、現在の高校生には生まれる前の楽曲ですが、歴史的アイドルに対する興味や「デビュー曲がどんな曲」という好奇心が多くの生徒を惹きつけたのです。
SMAPの曲こそが一世を風靡した理由
この調査によって明らかになったのは、現役高校生たちがSMAPの名曲にいかに親しんでいるかということです。バラードが好まれる傾向にある一方で、テンポの良い曲も支持されており、音楽を通じて世代を超えて共感が生まれる瞬間があるのです。
放課後NEWSが発表した詳細な調査結果やさらに興味深いTOP10以降の曲については、公式ウェブサイトを訪れてご確認ください。興味を持つ企業やメディア様からのご依頼も随時受け付け中です。ぜひお気軽にご連絡ください。