河合楽器が誇る新たな理念『KAWAI Philosophy』
株式会社河合楽器製作所は、2023年3月19日に新たな企業理念体系『KAWAI Philosophy』を発表しました。この体系は、同社が創業以来持ち続けてきたピアノ製作の精神をベースに、今の時代に合った形で進化させたものです。『KAWAI Philosophy』は、ミッション、ビジョン、バリューズ、クレドの4つからなるもので、今後の事業展開における指針を示すものです。
創業から96年を迎える河合楽器は、その間に多くの職人や技術者が培ってきた技術を土台とし、楽器作りだけでなく教育事業や素材加工事業にも進出してきました。これらの活動を通じて、同社は世界中の人々と感動を分かち合うための製品やサービスを提供してきました。そして、この度の企業理念の見直しを通じて、KAWAIが提供する価値をより高めるための新たな約束をもたらしました。
KAWAI Philosophyの構成
新たに定義された『KAWAI Philosophy』は、4つの要素から成り立っています。まず初めに、
Mission(ミッション)として「人生を、響かせる。」という言葉が掲げられています。これは、河合楽器が全ての人々の生活に寄り添い、感情を豊かにする存在でありたいという想いを示しています。
次に、
Vision(ビジョン)では「100年後もつづく、音楽文化を。」と述べられており、河合楽器が目指す未来の姿が描かれています。
Values(バリューズ)の部分では、どのような価値を顧客に届けるのかが具体的に説明されています。例として、家族のような親身なサポートや、アナログとデジタルの融合を強調しつつ、「その人らしい音色を生む」ことがKAWAIの強みです。これにより、あらゆるシーンでのピアノとの会話を提供し、顧客が求める体験を実現しようとしています。
そして、
Credo(クレド)は、企業としての行動指針を示しています。伝統を尊重しつつ新しいアイデアを取り入れる姿勢や、実際に行動し、相手を喜ばせることを大切にすることがここに含まれています。また、高い理想を持ち、それを愚直に貫くことが求められています。
未来への約束
今回の『KAWAI Philosophy』の策定により、河合楽器はただの楽器メーカーではなく、生活の中に音楽文化を根付かせる存在としての地位を確立しようとしています。その取り組みは、様々な分野のステークホルダーとの共創を通じて行われます。「どのような時でも寄り添い、人生を響かせる存在でありたい」というミッションを体現するため、今後も河合楽器は新しい挑戦を続けます。
KAWAIが新たに掲げたこの理念は、単に社内での指針に留まらず、すべての人々に笑顔と感動を届けるための道しるべとなることでしょう。気になる方は、KAWAI Philosophyの特設サイトにもアクセスしてみてください。詳細情報が盛りだくさんです。
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