山形が誇るラーメンとそばの魅力を紹介する新動画公開！

山形が誇るラーメン・そばの魅力が明らかに

山形県が新たに公開した魅力発信動画が、県の食文化を広く紹介する一環として注目を集めています。タイトルは「ラーメン県そば王国やまがた」。「ラーメン県そば王国」は、山形県の強い食文化を背景に、県内のラーメンやそばの特色と魅力を余すことなく伝えるプロジェクトです。動画はYouTubeの公式チャンネル「わたしの山形日和。」にて見ることができ、目的は観光客の誘致です。

山形県のラーメン・そばの現状

山形は、都道府県別のラーメン店舗数が57.92軒、そば店舗数が43.14軒と、全国的に見ても群を抜いた数を誇ります。特に山形市は、2024年の家計調査で年間ラーメン支出額が全国一位、そばに関しても第二位に位置しています。このようなデータは、山形がいかにラーメンとそばを愛する地域であるかを証明しています。実際、山形市内のラーメン店の有志で構成された「ラーメンの聖地、山形市」協議会も活動しており、2023年の「日本ご当地ラーメン総選挙」では「酒田のラーメン」が初代王者に輝きました。

動画の内容と特徴

制作された動画は、ラーメン編とそば編の合計8本から構成されています。ラーメン編では、村山、最上、置賜、庄内の各地域に特化したラーメンの特色が取り上げられています。一方、そば編では山形の歴史的な製法や地域特有のそば料理を余すことなく紹介。たとえば、最上地域で名物の「とりもつラーメン」は、あっさりした醤油スープとともに、鶏のもつ煮が絶妙なバランスを見せ、地元民から愛されています。また、河北町の「冷たい肉そば」はその独特なスタイルから多くの観光客を引き付けています。

今後の取り組み

山形県では、麺ファンを増やすためにLINE公式アカウントを開設し、ラーメンとそばにまつわるイベント情報を発信。さらに、ラーメン・そば事業者が県外イベントに初出店する際の経費を支援する新たな取り組みも考えています。

ロゴマークの活用

また「ラーメン県そば王国」のロゴマークも一般公募で選定され、さまざまな場面での利用が期待されています。これにより、地域のラーメンとそば文化をさらに広めることに貢献できるでしょう。希望する企業や個人は、山形県に申請を行うことで、無料でロゴマークを使用できます。

山形のラーメンとそばの文化

山形のラーメンとそばは、双方が県民の日常生活に深く根付いています。中華そばがそば屋のメニューにあるのも珍しくないほか、来客があった際にラーメンを用意する風習もここならでは。さらに、酒田市の「酒田のラーメン」や南陽市の「辛味噌ラーメン」など、地域ごとの特色も豊かで、ぜひ実際に味わってみてほしい逸品が揃っています。

これらの情報を通じて、山形のラーメン・そば文化がどれほど魅力的であるか、そしてその魅力をより多くの人々に伝えるための取り組みが進んでいることを知っていただければ幸いです。