生きる本大賞発表
2026-08-28 09:44:13

文学の力で「生きる」を支える『第3回 生きる本大賞』受賞作品発表

2026年8月28日、株式会社未来屋書店が主催する『第3回 生きる本大賞』の受賞作品が発表されました。この文学賞は、複数の書店員が選ぶ“「生きる」に寄り添う書籍”をテーマにしたもので、今年の大賞には『専門家なしでやってみよう! オープンダイアローグ――安全な対話のための実践ガイド』が選ばれました。この作品は、困難を抱えた人々がどのように安全に対話を行うかを実践的に示す内容となっています。

大賞作品の詳細


『専門家なしでやってみよう! オープンダイアローグ』は、著者たちが自身の体験をもとに、受けたさまざまな対話の形を記録したものです。この本では、集まった人々が互いに支え合いながら、「対話」を重視した支援の手法としてのオープンダイアローグが紹介されています。

本書には4人の著者が、それぞれの経験を通して語る視点があります。特に、精神医療やメンタルケアのコミュニティでの実践を踏まえた内容は、対話の力に対する新たな見方を提供しています。選考者からのコメントにもある通り、「これはすべての対話の場で根底に持っておくべき考え方」だとされており、読者に安全な会話の大切さを教えてくれます。

ノミネート作品と選評


大賞以外にも、昨年の選考では以下の作品がノミネートされました。
  • - 『遺骨と祈り』 安田菜津紀著
  • - 『悲しき虎』 ネージュ・シンノ著
  • - 『言葉のトランジット』 グレゴリー・ケズナジャット著
  • - 『みえないもの』 イリナ・グリゴレ著
  • - 『ロッコク・キッチン』 川内有緒著

これらの作品も「生きる」ことに関する視点やメッセージを持っており、幅広い読者に新たな気づきを与えています。選考委員たちが意識したのは、現代社会の中で多様な生き方が求められる中での「生きる」ことに寄り添う力です。

書店でのフェア開催情報


この大賞を記念して、全国194店舗でフェアが展開される予定です。大賞作品の展示や、ノミネート作品の販売を通じて、多くの人々がこのテーマに関心を持つことを期待しています。特に、フェア開催店舗では、選ばれた書籍を手に取ることができ、それぞれの物語を味わう良い機会となります。

今後の展開


未来屋書店は、今後も多様な価値観を理解し、広めるための書籍を提案していく考えを示しており、選書リストやフェア用の資料を無償で提供するなど、書店や図書館との連携を強化していく予定です。また、次回の選考期間は2025年となっており、より多くの作品がこの『生きる本大賞』を通じて世に出ることが期待されています。

『第3回 生きる本大賞』は、ただの受賞式を超えて、私たちの心に寄り添うための重要な活動です。文学が「生きる」力を与える瞬間を、ぜひ感じてください。


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