イタリアの「幸せのひと皿」を食べに行く
2025年2月12日、株式会社大和書房から新たに出版される書籍『イタリアの「幸せのひと皿」を食べに行く』。
著者はジャーナリストの宮嶋勲氏。彼はイタリアでの経験をもとに、人々との絆や料理を通じた幸せな瞬間を物語ります。
イタリア料理の魅力
イタリア料理は、そのシンプルさから多くの人々に愛されています。地元の新鮮な食材を用い、最低限の手間で仕上げる料理は、素材そのものの味を大事にするものです。加えて、温かいおもてなしを受けた際の幸福感は、イタリアという国ならではのものです。
このエッセイでは、ローマやトスカーナ、シチリアといった地域の特性を生かした料理や、心温まる人々との出会いを描いています。例えば、リストランテでは個室がないため、食卓を囲んでの会話や交流が深まり、ただの食事ではなく人生の一部としての大切な瞬間となります。
各地の魅力的な料理
この本には8つの章があり、それぞれ異なる地域の特徴を掘り下げます。まず目を引くのが、ローマの「個室」のないリストランテ。交流や会話が生まれる場所としての役割を果たしています。また、トスカーナの料理はシンプルさとわかりやすさが魅力。地元の料理法を通じて、多くの人々の食の知恵を感じることができます。
エミリアではラザーニャが主役として登場。幸せの記憶を呼び起こす一皿として、読者にその魅力を語ります。さらに、ヴェネトの奥深い一皿や、ピエモンテの地味だが心温まる料理も紹介され、まさに「食を通しての旅」へと誘います。
イタリアとの繋がり
宮嶋氏は、1983年から1989年までローマに滞在し、日本とイタリアで執筆活動を行っています。彼の豊富な経験を元に、地方の人々の知恵や文化を踏まえた美味しい一皿がどのように生まれるのかを描写。それぞれの料理には、愛情や歴史が垣間見え、読者の心を打つことでしょう。
まとめと今後
このエッセイは、ただの美味しい料理を紹介するだけでなく、イタリアの温かい人々との出会いや、それにより培われる絆の大切さを教えてくれます。未来の食卓に笑顔をもたらすことを、ぜひこの本で感じてください。2025年2月12日の発売を楽しみにしていてください!
著書:宮嶋勲
発行元:株式会社大和書房
価格:924円(税込)
詳細は公式サイトで確認できます。