人気児童書『神様ロキのめいわく日記』が日本初上陸
イギリス発の人気児童文学、世界25カ国以上で翻訳された「神様ロキのめいわく日記」がついに日本での発売を迎えます。著者はルイ・ストーウェル氏で、今回の翻訳には金原瑞人氏と八木恭子氏が携わっています。
北欧神話のいたずら神、ロキの新たな冒険
ロキとは、北欧神話の中でトリックスターとして知られています。彼はいたずら好きでありながら、時には神々を助ける役割も果たす存在です。本書でもロキは、神様から人間界に送られ、11歳の小学生リアムとして新たな生活を始めます。元々全能だった神が人間の姿になり、学校生活に奮闘する様子が描かれています。
魅力的なストーリー展開
物語は、ロキが自身の「よい行い」を記録し、善ポイントをためることで元の世界に戻る手段を探る過程を描いています。彼がどのようにして人間関係を築き、また悪態をつきながら成長していくのか、そのギャップが面白さの一環となっています。
本書の236ページは、ロキの独特の語り口調によって進んでいくため、あっという間に読み切れることでしょう。
イラストが豊富で、楽しい読書体験
内容には、著者自らのイラストがふんだんに盛り込まれています。これにより、読書が苦手な子供たちでも楽しみながら読むことができる工夫が施されています。また、物語の進行に合わせてロキの意地悪な言葉遣いが際立ち、読者を引き込みます。
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読書感想文にも最適
この本は読書が苦手な小学生にもおすすめです。特に夏休みの読書感想文など、楽しく書ける内容です。多くの子どもたちにとって、この物語を通じてロキと彼の成長を見守ることは、新しい刺激となることでしょう。
書誌情報
- - 書名: 『神様ロキのめいわく日記』
- - 著者名: ルイ・ストーウェル (訳: 金原瑞人、八木恭子)
- - 出版社: 株式会社岩崎書店
- - 定価: 1,650円(本体1,500円+税)
- - ページ数: A5判 236ページ
- - 発売日: 2025年6月17日
- - ISBN: 978-4-265-86056-2
販売は全国書店やネット書店で行われます。子どもたちの心をつかむこの冒険物語、ぜひ手に取って体験してみてください。