松井玲奈氏が推薦する『星の王子さま』新訳発売開始!
株式会社KADOKAWAが、ロングセラー作品である『星の王子さま』の21刷目の重版を発表しました。今回の発売にあたり、松井玲奈氏がオビにコメントを寄せており、彼女のファンや読者にとっても特別な一冊となっています。
松井氏のコメントは、作品の深いメッセージに触れています。「この本に触れる度、自分が大人になってしまったことを自覚する。」という表側の言葉は、読者の心に響くような思いを伝えています。また、裏側には「金色の髪、鈴の音の笑い声。ちょっぴり生意気な王子さま。彼は愛が何かを教えてくれた、私の大切な友達。」と、自身の思い出や作品との関わりを描写しています。このように、松井玲奈氏の親しみやすい言葉が、作品への愛情を存分に表現しています。
『星の王子さま』は、今なお多くの人々に読み継がれ、愛されている名作です。ある飛行士が砂漠に不時着し、そこで出会う金髪の少年、その魅力的な存在が生きる意味を問いかけます。作品は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによって書かれ、さまざまな疑問や思索を投げかける内容が特徴です。新訳となるこの版では、斬新な視点で物語を楽しむことができ、昔からの読者も新たな発見があることでしょう。
書誌情報
- - 書名:星の王子さま
- - 著者:サン・テグジュペリ
- - 訳者:管 啓次郎
- - 定価:638円(本体580円+税)
- - ISBN:9784042982197
- - 内容説明:『星の王子さま』は、砂漠の真ん中で不時着した飛行士が出会う不思議な少年の物語。彼の存在の神秘が次第に明らかになり、生きる意味についての深いメッセージが伝わります。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリについて
サン=テグジュペリはフランス・リヨン生まれで、兵役後は航空パイロットとして活躍しました。彼の作品は、やがて多くの人々に感動を与え、特に『星の王子さま』はその後も世代を超えて愛され続けています。彼は作家としてだけでなく、パイロットとしての経験を通じて描いた作品も多く、冒険や孤独、人間存在についての深い洞察が魅力です。
訳者について
管啓次郎氏は、1958年生まれの比較文学者であり、詩人としても知られています。彼は明治大学で教授として教鞭を執り、数多くの著書や訳書を手がけています。
この新訳版『星の王子さま』を手に取ることで、昔からの名作を新たに体験し、心に響くメッセージを再確認する機会を得られることでしょう。松井玲奈氏の言葉にもあるように、愛の大切さや人生の意味を探る旅に出てみませんか。