2025年5月31日、東京都千代田区に位置するビジョンセンター市ヶ谷で、ドキュメンタリー映画『アシュレイ!!』の特別上映会が開催されました。このイベントには約25名が参加し、上映後には大きな拍手が沸き起こりました。観客の中には感動で涙を流す姿も見受けられ、熱気に満ちたひとときとなりました。
主催者は赤塚國學塾で、作家・講演家の赤塚高仁氏による記録映画が上映されました。この映画は、監督の宮川豊和氏によって制作され、赤塚氏が40回以上も訪問したイスラエルでの活動や講演の模様を通じて、日本人の精神的ルーツや誇りを再認識することを目的としています。
上映会の開始前、主催者の土岐あい氏が登壇し、映画に込められた思いや背景について熱く語りました。冒頭の挨拶では、「イスラエルは“怖い国”というイメージが持たれがちですが、実際に行ってみると全く違う印象を受けます。この映画では、そうした表面だけでは見えない部分が語られています。」と続けました。
映画が始まると、会場は静まり返り、観客たちはスクリーンに見入っていました。赤塚氏のイスラエルの記録映像や講演の瞬間が交差するシーンに、多くの人々が心を打たれ、涙をぬぐう姿が多く見られました。ラストシーンに達すると、自然と拍手が響き渡り、赤塚氏のメッセージがしっかりと伝わった証となりました。
上映後は、イスラエルツアーに参加した経験があるスタッフや、次回7月に行われるツアーに参加する意向を示す聴衆が登壇し、それぞれが「イスラエルツアーの意義」について語る場面がありました。「イスラエルに行こうと決めると、悩みがどうやって水着を選ぶかに変わります。この経験は、行く前と後で世界の見え方がまるで違うものになるからです。」と一人が発言すると、場内の共感を呼び起こしました。
その後の懇親会では、笑い声や拍手が飛び交い、和やかな雰囲気が漂いました。この日参加者たちは、「イスラエルを知ることは、日本を知ることというメッセージが心に刻まれた」と口々に語り合い、上映会の感動を振り返りました。特に、赤塚氏の思想を受け継ぐ土岐総一郎氏も参加し、映像では語りきれなかったエピソードや思い出を交えながら、参加者との対話が繰り広げられました。
今回の上映会は、映画を観たことで「初めてイスラエルに興味を持った」「実際に行ってみたい」という反響が多く寄せられています。赤塚氏主催の現地ツアーにも高い関心が寄せられており、今後の展望が期待されています。特に、次回イベントでは、聖地イスラエルを歩きながらの学びと体感を通じて、自身を見つめ直す8日間のツアーが予定されています。この機会に、さらなる理解を深めることができる貴重な体験が待っています。
また、赤塚高仁氏による正式参拝と特別講演も企画されており、会場では静かな祈りの時間とともに日本人としての原点に立ち返る一日が過ごされる予定です。
映画『アシュレイ!!』を通じて、参加者たちが心の中で感じたイスラエルと日本の絆、そして自身のアイデンティティの再確認は、今後の活動やメッセージ発信にも大きく影響を与えていくことでしょう。観客の皆さんにとって、この上演会が未来へのきっかけとなれば幸いです。