秦野市制70周年を祝う音楽の饗宴
神奈川県秦野市が市制施行70周年を迎え、同市とゆかりの深いロックバンド、LUNA SEAの楽曲が小田急小田原線秦野駅の列車接近メロディーに採用されることが決定しました。2025年9月26日に正式発表され、メロディーの使用開始は2025年11月末の予定です。
このプロジェクトは、1973年の秦野市制施行以来、地域振興を目的とした施策の一環として進められています。今回、LUNA SEAの楽曲「ROSIER」と「I for You」が選ばれましたが、これには市民の声を反映したアンケート結果が大きく寄与しています。
LUNA SEAは、市内にルーツを持つバンドで、メンバー4人が幼少期を過ごした故郷でもあります。彼らはSUGIZOの実家で練習を重ね、その魅力やテクニックを磨いていきました。特に、真矢(ドラム)は2023年5月に「はだのふるさと大使」に任命されて以来、地域のイベントに積極的に参加し、秦野市の振興に貢献しています。
音楽と地域を結ぶ取り組み
小田急電鉄も、地域振興に向けてさまざまな取り組みを行なっています。「交通」「不動産」「生活サービス」の3つの領域で、地域との連携強化を図り、沿線の魅力を向上させようとしています。今回のメロディー採用は、その一環として位置づけられています。
LUNA SEAのメンバーは、楽曲が秦野駅で流れることに非常に感慨深いものを感じています。彼らは「この実現に携わったすべての方々に感謝し、故郷である秦野で彼らの音楽が響き続けることを嬉しく思っています。音楽が誰かの心に寄り添うことを願っています」とコメントしています。
この取り組みを通じて、秦野市は活動のさらなる活性化を図る予定で、今後の地域との連携を深める響きに期待が高まります。新たなメロディーが、秦野の古き良き風景や人々の記憶の中で愛され続けることを願いながら、私たちも見守っていきたいと思います。
お問い合わせ
秦野市役所 政策部広報広聴課広報戦略担当 0463-82-5117
この音楽のプロジェクトは、美しい景色だけでなく、心温まる地域の魅力を再発見するきっかけになることでしょう。新たな風を吹き込むLUNA SEAの旋律は、今後の秦野市のシンボルとしても注目を集めそうです。