大人も子どもも楽しむ論理的思考の新刊
株式会社KADOKAWAが2026年6月19日に刊行する新書『13歳からのロジカルシンキング 答えのない問題の解きかた』が、注目を集めています。この本は、論理的思考(ロジカルシンキング)を楽しみながら、そして実践的に学べる内容が詰まっており、学生だけでなく大人にも役立つ一冊です。
物語と共に学ぶ新しいアプローチ
著者の望月安迪氏は、デロイト トーマツのディレクターとして幅広い経験を持つ方です。本書は、前著『目的ドリブンの思考法』の成功を受け、完全に新たに書き下ろされたもの。物語形式で進行するストーリーは、学校や日常生活のトラブルを題材にしているため、読者は自然に物語に引き込まれ、知らず知らずのうちに論理的思考の重要なツールを習得できます。
特に、ピラミッドストラクチャーやロジックツリーといった定評のある思考ツールが盛り込まれており、これらのツールを通じて、論理的な思考法を身につける手助けをします。
なぜロジカルシンキングが必要なのか?
現在、ビジネスにおいて論理的思考力はますます重要なスキルとして評価されています。特に新学習指導要領のもとで、子育て世代においてもこのスキルを身につける必要性が叫ばれています。しかし、従来の解説書には専門用語が多いため、挫折してしまう人も少なくありません。本書ではその点を克服し、全編が物語形式であるため、大人から子供まで楽しみながら学ぶことが可能です。年齢制限なく、誰でも利用できる内容となっています。
相手を思いやる力も大切
本書の大きな魅力は、論理的思考だけでなく、相手の気持ちを考慮する「情理」を大切にしている点です。物語の主人公・ハルは、中学2年生にタイムスリップし、森の賢者に出会い、「考え方の原則」を学んで成長していきます。しかし彼は次第にロジカルシンキングの力に溺れ、周囲の人々を傷つけ、孤立してしまいます。この経験を通じて、相手への思いやりを忘れずに考えを伝えることの重要性を学びます。
イラストで楽しく共感を呼ぶ
イラストレーター・Okuta氏によるユーモア溢れるイラストも本書の魅力の一部です。各章の冒頭や内容に挿入されたこれらのイラストは、非ロジカルな思考を擬人化したキャラクターたちが登場し、読者に「あるある!」と共感を呼び起こします。たとえば、思いつきで突っ走る「空想ファンタジスタ」や、やる気を口にするものの行動に移せない「明日本気出すクン」など、コミカルなキャラクターたちがトラブルを引き起こし、笑いを誘います。
学ぶべき思考ツール
本書では、以下の思考ツールとフレームワークを学べます:
- - ピラミッドストラクチャー:結論と理由を統一して組み立てる
- - MECE(ミーシー):モレなくダブりなく物事を整理する
- - イシュー・マトリクス:効果と難易度に基づき優先順位を決定する
- - ジョハリの窓:自分と相手の認識のズレに気づく
- - PREP(プレップ)法:結論を挟んで意見をストレートに届ける
書籍情報
- - 書名:『13歳からのロジカルシンキング 答えのない問題の解きかた』
- - 著者:望月安迪
- - 定価:1,870円(税込)
- - 発売日:2026年6月19日
- - 判型:四六判
- - ページ数:252ページ
- - ISBN:978-4-04-811810-1
- - 発行元:株式会社KADOKAWA
著者の経歴
望月安迪(もちづき あんでぃ)氏は1989年生まれで、大阪大学大学院を修了後、デロイト トーマツ コンサルティングに参加しました。経営学修士(MBA)を持ち、新規事業開発やM&Aに関与。著書には『目的ドリブンの思考法』や『シン・ロジカルシンキング』もあります。
この機会に、論理的思考の大切さとそのスキルを楽しく学ぶために、新刊を手に取ってみてはいかがでしょうか?