演劇祭2025の魅力
2025-07-11 12:46:16

大衆演劇と伝統芸能が融合する「劇龍 夏の演劇祭2025」の魅力

2025年夏、熱く盛り上がる演劇祭



2025年8月21日から24日にかけて、東京・篠原演芸場で「劇龍 夏の演劇祭2025」が開催されます。本公演は、大衆演劇と伝統芸能が見事に融合した作品群をお届けします。演出を手がけるのは、独自の視点と型破りな表現で知られるTEAM劇龍の座長・龍美麗です。そして、脚本を担当するのは詩的な物語構成で注目を集める坪田塁。この二人が創作ユニット「dubR」として、新たな舞台芸術を生み出します。

dubRの誕生とその理念



「dubR」という名前は、龍美麗があるライブ配信中に、ファンからのアイデアを元に名付けられました。“dub”とは「double」の短縮形で、既存の素材を再構築するという音楽の専門用語です。この名称には、彼ら二人が力を合わせ、古い表現に新たな命を吹き込むという強いメッセージが込められています。今回の公演では、特に「大衆演劇」と「伝統芸能」の融合が特徴であり、異なる表現形式で2つの新たな物語が舞台に登場します。

二本立ての新たな挑戦



本公演での最大の見どころは、dubR初の“二本立て”構成です。ひとつ目の演目『舞狂唄図(マクベス)』は、シェイクスピアの「マクベス」をベースにした脚本で、歌舞伎の世界に置き換えられた独創的な物語が展開されます。また、もう一つの演目『嘆歌奏(なかぞう)』は、江戸時代の伝説の歌舞伎役者・中村仲蔵の生涯を描いた講談を元にした作品です。これら2作品は、互いに深い関係性を持ち、どちらか一方だけでは得られない豊かな物語を提供します。

物語の深みを感じる演出



『舞狂唄図(マクベス)』は、歌舞伎役者・鶴亀錦之助が三人の陰陽師から受けた予言に揺れ動く様子を描きます。彼の心に芽生えた野望は、栄光と破滅の二つの道を指し示します。一方『嘆歌奏(なかぞう)』は、芸に生きた役者の情熱を描き、舞台が神聖な祈りであることを強調します。それぞれの作品を観覧することで、観客は演者たちの心の葛藤や芸への情熱を感じ取ることができるでしょう。

多彩な出演者による競演



本公演には、龍美麗をはじめとする劇龍のメンバーに加え、多彩な舞台経験を持つ実力派俳優たちが出演します。市川右田六、林佑樹、高橋諒、あべいくじろうといった面々が集まり、舞台に新たな深みを加えます。この豪華な出演陣による相互作用は、演劇の枠を越えた新たな表現を劇場で体現します。

企画・演出・脚本家の思い



座長の龍美麗は「大衆演劇と伝統芸能が融合する舞台」という挑戦に対してワクワク感を隠せません。また、脚本を手がける坪田塁も、伝統を重んじながらも現代に即した新しい表現を目指していることを語りました。彼らの挑戦は、2025年の夏に篠原演芸場で鮮やかに花開くことでしょう。

公演情報


公演名:dubR×大衆演劇×伝統芸能『劇龍 夏の演劇祭2025』
会場:篠原演芸場(東京都北区中十条2-17-6)
日程:2025年8月21日(木)〜24日(日)
料金:4,000円(全席指定・税込)
詳細は公式サイトをご確認ください。
皆様、ぜひこの夏の新しい舞台芸術の旅にご参加ください!


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